商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川書店 |
発売年月日 | 2006/11/01 |
JAN | 9784044520021 |
- 書籍
- 文庫
純情な恋人
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純情な恋人
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
前作「野蛮な恋人」で…
前作「野蛮な恋人」で主人公の兄だった・春樹の話です。前作はとても面白かったのですが、今回はちょっと期待はずれでした。イラストは今回も紺野けい子先生です。
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会社員×大学生。享楽的な生活を送ってきた受けが初めて恋愛する話。攻めが酔った勢いの受けとの約束を4年間待ち続けている設定や受けが恋愛感情を自覚するシーンが少々説明が足りない気がする。すれ違いやトラブルもあるがラストはラブラブのハッピーエンド。野蛮な恋人の脇キャラ(兄)が主人公。自業自得とはいえ自虐的な受けが少々気の毒ではある。
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「恋愛なんて面倒」 で、適当に遊んでいる大学生の春樹。 彼は過去の苦い経験から、本気で恋をしないことを信条としていた。 男でも女でもとっかえひっかえ。決して自分に対して本気にならない人間を選んで付き合っていたつもりだったのだが。 あろうことか、付き合っていた男に監禁され、慌てて逃げ出す。 けれど、実家に帰りたくない春樹には他に行く場所もなく、おまけに雨まで降り出して、仕方なく公園で雨宿りしていたところを、二匹の犬を連れた男・上総に家に誘われる。 どうやら自分のことを相手は知っているようで、「春樹」といきなり名前を呼ばれ、春樹は驚くも、いつものようについていくことにする。 そして、見返りなしの親切を信じない春樹は、いつものように体で返そうと上総に誘いかけるが。 「俺を思い出さないのか?」 と言ったまま、上総は怒りに任せて春樹に襲い掛かってきて…… という話でした。 実は、春樹と上総は過去に出会っていて、その時に交わした約束を春樹が思い出さないことに、上総は怒りを覚えて……ということなんですが。 上総がめちゃくちゃ、不器用で純情で……こういう言い方をしていいのかわからないけれど、かわいかったです。 二度目にあったら恋人になろうという約束忘れられてたことに怒ったり。 上総の兄と自分が知らない間に会ってたことに怒ったり。 そのくせ、自分の気持ちを伝えなかったり。 実は、初めてあった店を何度も春樹に会うためだけに通っていたり。 なんかもうかわいくてしょうがない。 上総くらいの立場があれば、春樹を探し出すのだって、本当は造作もないことだろうけど。 「二度目は運命」 という言葉だけを頼りに、自然に会えるのを待ってるところとか。 しかも四年近くもそれで待ち続けてるんだから、それもすごいなー……と思ってしまう。 そのくせ、再会した時の状況が状況なので、春樹に対してぶっきらぼうになっていて、乱暴な扱いしかしてあげられないところか、ものすごいかわいい。 なんか、つけるなら、一途なのに傲慢攻め? とかいう変なジャンルになりそうですよね! とにもかくにも、上総のギャップに萌えました。
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