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ファインダーの中の女 集英社文庫
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ファインダーの中の女 集英社文庫

アランラッセル【著】, 佐藤耕士【訳】

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ファインダーの中の女 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2007/01/18
JAN 9784087605211

ファインダーの中の女

¥1,026

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2007/02/18

原題は "EXPOSURE"。 主人公は手段を選ばず有名人のプライベートを暴いて売るのが稼業のパパラッチ、グラハム。ある日パリでスクープ写真を撮った後、ターゲットとのカーチェイスの末、相手が同乗者ともども死んでしまいます。まるでダイアナ妃の悲劇のように。いい人...

原題は "EXPOSURE"。 主人公は手段を選ばず有名人のプライベートを暴いて売るのが稼業のパパラッチ、グラハム。ある日パリでスクープ写真を撮った後、ターゲットとのカーチェイスの末、相手が同乗者ともども死んでしまいます。まるでダイアナ妃の悲劇のように。いい人でもないけど根っからの悪党でもないグラハム、それから前のように自分の仕事を割り切って考えられなくなり、紛争地帯に写真を撮りに行ったり、巡礼地をさ迷ったり、修道院で過ごしたりします。 ・・・と、いうことの合間に、場面が切り替わって暗殺者が出てきたり、ロシアのマフィアが出てきたりとかなりむちゃくちゃに話が飛ぶんですが、ここまでは物語の舞台設定のための必要な説明。最初の突飛な数ページをやり過ごせば、荒唐無稽に思えたさまざまなエピソードも、すべて因果関係が明らかになってスッキリできます。なぜ主人公がパパラッチなのかっていうのも、良く考えられていて、納得。 パリの事故をネタに脅迫され、ワケも分からず脅迫者に指示されたターゲットのスクープ写真を撮るようになったグラハム。脅迫者の指示ではなくパーティであった女優のスタッフから聞いたネタを元に、女優の自宅そばに張り込んでファインダーを覗いていると、女優が大量の酒と薬を飲んで自殺しようとしており、、、。以前だったらスクープ優先だったかもしれないグラハムは、考えるより先に機材も放り出して女優を助けたのですが。。。 すごく良く出来た小説です(でも主人公グラハムはもて過ぎ!)。

Posted by ブクログ

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