2011年、テレビが消える 光ファイバ、ケーブルテレビ化の真相

黒田充【著】

• 販売会社／発売会社: 自治体研究社/自治体研究社
• 発売年月日: 2006/10/25
• JAN: 9784880374710

商品レビュー

2009/09/17

デジタル放送の背景には、e-JAPAN戦略という誰もが忘れかけたIT国家戦略があった。「放送と通信の融合」という実体の無い呪文も、そこから生まれてきた。まだ、インターネットが普及していなかった時代。デジタル放送では様々な情報が得られ、一方的な放送から双方向になるという明るい未来像が示された。だが、電話回線につなぐ双方向も、天気予報等の情報も、ブロードバンドが前提となるコンテンツも、今となっては携帯電話やパソコンに比べ著しく見劣りするものになってしまった。

2009/07/23

今のテレビは２０１１年７月２４日をもってアナログ放送を終了します。という言葉はよく耳にする言葉だろう
この本は、広がるデジタル化に対する疑問点やメリット、デメリットを記述している
今の後期高齢化社会の日本に本当にテレビを地上デジタル化する必要があるのかと疑問に思います。
パソコンをやっていたり、地デジの意味が分かる人は良いかもしれないが、ほとんどのお年寄りのかたは
意味がわからないんじゃないかなと思っています。私の祖母もわからないと言っていましたが、
地方の方たちはどうしたらいいのかわからないのではないか、地デジ化についてもういちど話し合うべき。と私は思います。
この本ではそんな地方の現状を取り上げたりしているのでぜひ
ブロードバンド化についてのことも書いてあります。