商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社/双葉社 |
発売年月日 | 2007/03/15 |
JAN | 9784575235746 |
- 書籍
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死の薬
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死の薬
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
血の海に沈む遺体と、忽然と消えた臓器。とても人間業とは思えない死亡事件が、連続して起こっていた。そして、同時期に密かに流行する、飲めばその人が抱えるコンプレックスを解決してくれるという魔法の様な薬。薬と事件との因果関係とは。 *** 昨日読んだ、「呪い遊び」の続編。前回の呪いの手紙事件から数年後。前作の主人公である咲夜が、大事な人たちを失った苦しみを抱えつつも無事教師として就職。その学校で受け持っているクラスの生徒が、今回の事件に巻き込まれていく。近所でも仲の良い姉弟と評判の凛と雷。 二人は、幽霊が見えるという特異体質だった。特に姉の方は霊感に加え勘が鋭く、これから起こる良くない事を感知する事ができるほどだった。ある日、咲夜の担当である授業を受けていると、後ろのほうの席で生徒が二人、こそこそ話している声が耳に入る。断片的に入ってくる会話を聞いていると、サプリメントの話をしているらしい。すると、突然悪寒が走りこれから起こる良くないことを感知した。声を荒げ、薬を飲むことを阻止しようとするが、時すでに遅く、薦められた方は薬を飲んでしまっていた。途端、口から致死量と思われる血を吐き出した。突然起こった凶事に、騒然となる教室内。目の前で起こった壮絶な出来事に、慄く凛であったが、それはまだこれから起こる事件のほんの始まりに過ぎなかった。 前作の登場人物のその後を含め、新たに振りまかれた呪いに翻弄される主人公たち。今回もグロテスクな描写が目立つ。情景描写がやや少ないので、登場人物たちが置かれている状況が分かりづらく、少し頭が混乱する。怖い部分より、恋愛部分にページが割かれており、少し物足りない印象だった。 今作で前作の呪いの手紙の発端となった古いまじない本も、少ししか出てこず、その起源は分からなかった。次回作の表紙にその本のイラストが描かれているので、次回作でこの辺りもすっきり分かるだろうか。 しかし、今作は被害者はそれなりに出たものの、救いのある終わり方でよかった。
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またまたSaoriさんの続編。 今度はドラッグです、願いの叶う薬…。 綺麗になりたい、頭がよくなりたい、強くなりたい、青春期の欲望は数知れず。 それが全て叶うのだと言われたら、そして叶ったと言う人が近くにいたら、あなたはその薬…飲みますか?
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■0814. <読破期間> H20/2/14~H20/2/14 <本の内容> 圧倒的人気を誇るケータイ小説『呪い遊び』シリーズの第二弾。 舞台は前作の『呪い遊び』から4年。 凛と雷の姉弟が通う高校では、ある薬が流行っていた。 その薬を飲めば、コンプレックスが治るというが…恐怖が...
■0814. <読破期間> H20/2/14~H20/2/14 <本の内容> 圧倒的人気を誇るケータイ小説『呪い遊び』シリーズの第二弾。 舞台は前作の『呪い遊び』から4年。 凛と雷の姉弟が通う高校では、ある薬が流行っていた。 その薬を飲めば、コンプレックスが治るというが…恐怖がふたたびやって来る。
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