商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/光文社 |
発売年月日 | 2007/01/22 |
JAN | 9784334925321 |
- 書籍
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スコーレNo.4
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スコーレNo.4
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商品レビュー
3.8
99件のお客様レビュー
一人の女性の、学生から社会人に至るまでの過程を描く。 読後感は非常に良い。 続きも読みたくなるが、綺麗に終わっているのでこのままでも良い気がする。
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宮下奈都さん、好きだなぁと思いました。 三姉妹の長女・麻子の少女から大人の女性へと変わってゆく物語。 まず少女の章で心を掴まれてしまいます。 可愛くて、欲しいものは欲しい!と言えるすぐ下の妹・七葉と自分をいつも比べてしまう麻子。 何かが違う、ここは自分の居場所ではない、いや、そ...
宮下奈都さん、好きだなぁと思いました。 三姉妹の長女・麻子の少女から大人の女性へと変わってゆく物語。 まず少女の章で心を掴まれてしまいます。 可愛くて、欲しいものは欲しい!と言えるすぐ下の妹・七葉と自分をいつも比べてしまう麻子。 何かが違う、ここは自分の居場所ではない、いや、そもそもこの場所を愛せない私が欠けているんだ、と思う麻子に共感しきりでした。 でもそれが変わる日は自然にやってくる。 「長く固まっていたかさぶたがぽろっと剥がれ、その下からのぞく薄桃色のつるつるの皮膚みたいな」気持ちになれる日はいつかやってくる。 だから自分は自分でいいんだ、と思えました。 麻子の母が三姉妹を見て言うセリフ 「面白いわねえ」 この一言だけで宮下奈都さん、大好きになる。 常々、『面白い』っていうのが、子どもに対する最高の愛情表現だと思っていたので。
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『イライラからスッキリへの追い込み型小説』 読み始めは、麻子の自分を卑下した姿勢や性格にちょっとイライラ・・ 後半は、麻子の成長した姿にスッキリ! 麻子の成長していく姿や感情の変化が、丁寧に細やかに描写されていて、宮下奈都さんの本領発揮。
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