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赤を見る 感覚の進化と意識の存在理由
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赤を見る 感覚の進化と意識の存在理由

ニコラスハンフリー(著者), 柴田裕之(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店/紀伊國屋書店
発売年月日 2006/11/05
JAN 9784314010177

赤を見る

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商品レビュー

4.2

10件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 感覚の進化
  • 哲学的探求
  • 意識の存在理由
  • 身近な難解テーマ
  • 痛みと願いの不条理
  • 現象学の学び
  • 講演を基にした読みやすさ
  • 引き込まれる表現
  • 文化と感覚の交差点
  • 心に響く考え方

感覚の正体を探求するテーマを扱った本は、講演を基にしているため非常に読みやすく、哲学的な内容にもかかわらず引き込まれる魅力があります。著者の巧みな表現や絵、文によって、難解なテーマが身近に感じられ、わくわくしながら読み進めることができます。特に、「痛みや気分や願いが、それを抱く人間なしに存在することは不条理だ」という考え方は、理解しやすく心に響きます。タイトルからは少し古めかしい印象を受けるかもしれませんが、現象学の学びや予習としても適しており、興味深い内容が詰まっています。翻訳の影響か、著者の言い回しには独特の違和感も感じられるものの、全体としては非常に面白い作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/02/25

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA79221437

Posted by ブクログ

2022/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Seeing Red/感覚論Memo-  2009.02.19記 ◇自分自身において、局所的になにが起きているか、を問うときに求められる答えは定性的で、現在時制で、一過性で、主観的なもの-<a> ところが、外の世界でなにが起きているか、を問えば定量的で、分析的で、恒久的で、客観的なもの-<b> この<a>と<b>の分離、感覚=<a>と知覚=<b>は、別個の道筋をたどって進化してきた。 ◇反応-感覚的な活動は、長い進化の歴史の中で、まるごと脳内に「潜在化-Privatise-」された。 ◇感覚は、気分の変化や幻覚剤に影響を受ける。 -メスカリンやLSDのような幻覚性の薬物は、知覚にはほとんど影響を与えないのに、感覚経験の質を変える。鬱状態のような内因性の気分の変化も、同じように感覚経験の質を変える。ときには、感覚が完全に自己生成する場合もある。 -幻覚や夢の中で、鮮明な心像の核を成しうる人は、夢の中で感覚を作り出せ、それは現象的にとても豊かなものである。 さらに、感覚は、他者の精神状態をSimulationする能力の鍵となる役割を果たしている、とも考えられる。実際、身体表現としての感覚は、投影的な共感に、お誂え向きのように思える。 ◇意識には時間の「深さ」という特異な次元がある。 -現在という瞬間、感覚にとっての「今」は「時間的な厚み」をもって経験される。 -現在の経験には少なくとも二つの異なる時間が含まれるため、人はこれを、瞬間的に切り取った時間としてではなく、ひろがりのある時間、すなわち「今」と「今でない」要素の両方が統合された即時的な表象として経験する。-N.Newton -ひろがりのある現在-「意識の厚みある瞬間」

Posted by ブクログ

2018/05/27

『喪失と獲得』はそれなりに難解だったものの、こちらは講演を基にしている点と、『喪失と獲得』以上に回りくどさがないためかなり読みやすい。 「痛みや気分や願いが、それを抱く人間なしに、勝手に世界をうろつくなどというのは、不条理に思える。経験は経験者無くしてはありえない」といった感じ...

『喪失と獲得』はそれなりに難解だったものの、こちらは講演を基にしている点と、『喪失と獲得』以上に回りくどさがないためかなり読みやすい。 「痛みや気分や願いが、それを抱く人間なしに、勝手に世界をうろつくなどというのは、不条理に思える。経験は経験者無くしてはありえない」といった感じで理解もしやすい。 『赤を見る』なんてタイトルだけだと80年代っぽくてちょいダメ本な感じがするんだけど、(フッサールの)現象学のおさらいとして、または予習として読むのにいいかも。

Posted by ブクログ

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