コンピュータビジョン

David A.Forsyth, JeanPonce【著】, 大北剛【訳】

• 販売会社／発売会社: 共立出版/共立出版
• 発売年月日: 2007/01/25
• JAN: 9784320121577

商品レビュー

2022/12/05

図書館で借りた。
画像解析というのか、コンピュータで物体を捉えてそれを分析する分野の教科書。大全集というような分厚い本。
個人的に仕事で携わったことはないが、取引先等で、比較的身近だったことで少し興味を持ち、手にとってみた。

専門外なので「ふ～ん、こんな事を学ぶんだ」というレベルだが、幾何学的な話も多く、面白そうとパラパラと流したレベル。

2008/04/21

カメラのモデル、色、形状の基礎事実、理論が1-6章
平面からのエッジ、テクスチャ等の抽出が7-9章
複数視点の画像からの立体の再構成が10-13章でアフィン変換が重要な概念となる。
14章では画素のグループ化(セグメンテーション)でグラフ理論的な手法も登場する。
15章では「モデルフィッティングによるセグメンテーション」と題されHough変換など基地の
16章では確率的な手法をであるEM法とそれを用いた画面の分割が説明されている。
17章でカルマンフィルタによる運動の推定が説明されている。

18-20未読　微分幾何を用いた輪郭形状の説明

ニューラルネットやSVNを用いた形状の分類と認識が22-24章のテーマとなっている。

数学的背景として代数幾何、微分幾何、ベイズ統計などが用いられる。
具体的な実装については語られていないが、OpenCVに対応する部分が多い。