翼は碧空を翔けて(3) C★NOVELSファンタジア

三浦真奈美【著】

• 販売会社／発売会社: 中央公論新社/中央公論新社
• 発売年月日: 2007/03/24
• JAN: 9784125009773

商品レビュー

2011/10/01

気持ちいい読み味だったので☆４つ。
アンジェラの「あの男ならこう言うわ。負けてたまるか」という、恋の仕方が好き。

2007/09/17

　終戦直後、父が崩御。落ち込み結婚についても考え始めたアンジェラだが、兄の提案で外交を兼ねてエグバートへ留学する。アンジェラは飛行船を提供したセシルがエグバードでも非難されているのを目にする。そんな中、フランツが倒れたという知らせが入り、国へ帰ることに。ロートリンゲン王国では、未婚の王女は女王になれない。２人の関係はどうなるのか。
　兄のフランツ最強だな、と思いました。アンジェラは気持ちがまっすぐで行動的なのが眩しい感じです。お話はハッピーエンドでよかったです。飛行船が人々に愛されるようになったのも見たかったのでちょっと残念でした。

2007/04/10

全３巻の３巻目。まさに大団円!!幸せな気持ちになれる、読んでよかったと思える本でした。１巻目の頃は、わがままで世間知らずなお姫様という感じだったアンジェラもずいぶん成長して、素敵な女性になりましたね。セシルが久々にアンジェラを見て、その美しさのあまり見とれてしまうシーンはよかったです。１巻目のあとがきに世紀のラブロマンスになると書いてあったので、もっとラブラブな話になるのかな？と思っていたら意外にも、あっさり風味。でも、それがこのお話の魅力なのかもしれません。アンジェラとセシルのその後も読みたい!!と思わせられました。