商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2007/06/25 |
JAN | 9784062140515 |
- 書籍
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フリーダム・ライターズ
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フリーダム・ライターズ
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
変化に乾杯! 自分の運命を変えた子どもたちと先生の物語。先生に反発していた子どもたちもいつの間にか先生の思う方向に引っ張られ、最後は自分で選んで進んでいった。引っ張る先生のエネルギーや手腕もすばらしいし、当たり前で仕方ないことと諦めていた自分の社会における立場は、実はおかしいって...
変化に乾杯! 自分の運命を変えた子どもたちと先生の物語。先生に反発していた子どもたちもいつの間にか先生の思う方向に引っ張られ、最後は自分で選んで進んでいった。引っ張る先生のエネルギーや手腕もすばらしいし、当たり前で仕方ないことと諦めていた自分の社会における立場は、実はおかしいってことに気づいたこと。自分の人生の責任は、自分にあるってことを気づかせることが素晴らしかったと思う。人にいい影響を与えられる人間になれたら…先生は私の憧れです。
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フリーダム・ライターズの日記を書籍化したもの。匿名で書かれているけれど、男か女かくらいはわかる。なんなんだろう、この違和感。くだらないかと思えば、ふっと上昇して届かないところにもいるような気がするし、決定的に感覚のズレがある。本当に物事はこんなに好転するのか。本当に物事はこんなに...
フリーダム・ライターズの日記を書籍化したもの。匿名で書かれているけれど、男か女かくらいはわかる。なんなんだろう、この違和感。くだらないかと思えば、ふっと上昇して届かないところにもいるような気がするし、決定的に感覚のズレがある。本当に物事はこんなに好転するのか。本当に物事はこんなに単純なのか。でもこんなに単純にやって成功しているのだから、彼らが正解かもしれない。ただし、アメリカ国内でという話だけれど。 それにしても、アメリカ国内の人種問題とはこんなに個人のレベルで根深いのかと驚いた。法的に問題が解決されても、国民の生活の中ではなにも解決していない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ヒラリー・スワンク主演の映画 『フリーダム・ライターズ』を観て、原作を読みたくなって取り寄せた一冊。ロス暴動から2年後の1994年、LAに隣接するロングビーチの高校に一人の新任女性教師がやってきた。国語教師、エリン・グルーウェル。 希望に満ちて担当した彼女のクラスの生徒達は、以前のクラスでドロップアウトした問題児の寄せ集めだったー。 彼らは人種ごとにグループに別れ、グループ同士いがみ合い、お互いに話し合おうともしない。 ある日、一人の黒人転入生に対するクラスメイトの中傷を咎めたエリンは、彼らがホロコーストという言葉も知らないことに愕然とする。 アンネの日記に準えて、自費で生徒にノートを配り、思いのままに日記を書くように言うエリン。最初は訝しがっていた生徒達もそのノートに自分達の思いを正直に書くようになる。その内容は想像を絶する厳しい現実であった。人種が違うと言うだけで、路上で銃撃に遭って友人や家族を殺された者、親や親類から暴力を受ける者、住む所を追われて路上生活する者、銃の暴発で友人を目の前で失った者、麻薬やアルコール中毒に苦しむ者など。彼らの心の傷をクラス全体で共有することによって、次第に人種を超えた友情が出来始めていく。 エリンは彼らの未来に希望を与え、『寛容の精神』、『学ぶ』ことによって自分で未来を変えられると生徒達を勇気づけていく。生徒達の活動はやがて地域の理解を得て、社会現象をも巻き起こしてゆく。 初期の日記と終盤の日記を比べると、その成長に目をみはる。 彼らに大きな影響を与えた『アンネの日記』、『ズラータの日記(サラエボ内戦時の少女の日記)』の存在がこの本の軸になっているように感じた。 一つ一つの生徒の日記は率直で、生々しくて、読んでいて胸に迫るものがある。こういった本を日本の教育現場でもとり上げてもらえたらなぁと思った作品。
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