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世界を変えた6つの飲み物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの歴史
2,530円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | インターシフト/合同出版 |
発売年月日 | 2007/03/20 |
JAN | 9784772695077 |
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世界を変えた6つの飲み物
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世界を変えた6つの飲み物
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商品レビュー
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24件のお客様レビュー
酒が貨幣のように使われていた時代があったことや、コーラとアメリカの軍事活動との関係など、興味深かった。
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2019/1/2 詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1224.html トム・スタンデージの本を、 謎のチェス指し人形「ターク」、 ヴィクトリア...
2019/1/2 詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1224.html トム・スタンデージの本を、 謎のチェス指し人形「ターク」、 ヴィクトリア朝時代のインターネット と読んできて面白かったので、次は、これです。 『世界を変えた6つの飲み物』っていったいなんだろう? ワイン、ビール、コーヒー、お茶、 ここまではわかったけれど 後は、ウィスキーとジンかな? ジンは今はあまり飲まれないけれど、たしか〜、産業革命頃のイギリスの下層民!の飲み物だった。 そうとう飲まれたはず。 ★ 正解は、蒸留酒(ブランデー・ウイスキー・ラム酒) と なんと コーラ! トム・スタンデージの3冊の中では、 これが一番とっつきにくく 最初はなかなか読み進まなかったが、 読み出すと内容が充実していて すごく面白かった! 知っていると思っていた世界史が、飲み物とのかかわりで 新たな視点で見えてくる。 特に、コーヒーやお茶が普及するまでは、 西欧などで生水を安心して飲めない人々は、常にアルコールを飲んでいた。 ラム酒などは、貨幣(賃金)の代わりとして使われていた。<== 驚き コーヒーやお茶は、西欧の植民地政策と深くかかわっていた。 コカ・コーラは、いまや世界の飲み物。 世界中に工場がある。 → Wikipedia そしてこれから重要なのは、まさに 「水」。 富める(浄水設備が完備した)国の人は 水道水で充分なのに、無意味に高い水を飲んでいるかもしれない。 水資源が乏しい国では、水は死活問題だということ。 2012/2/28 予約 3/6 借りて読み始める。 読み終わる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ビールは初めから社会的な飲み物として重要な機能を持っていたようだ。紀元前3000~2000年代のシュメール人のものとされるビールの絵は、一つの容器に入ったビールをふたりの人間がストローで飲んでいる、というのが一般的だ。ところがシュメール人の時代にはすでにビールを濾して、穀物の粒やもみ殻、そのほかのごみを取り除くことができたはずで、しかも陶器の出現は、各自が容易にめいめいのカップでビールを飲めたことを意味している。(p.26) ギリシア人たちはワインの詰まったアンフォラとともに、地中海沿岸だけでなく遠隔地にまで、自らの文明を広めた。こうしてワインはビールに代わり、最も文明的かつ洗練された飲み物となった。古代ギリシアの知的業績の数々と結びついているために、ワインは今もその地位を守り続けているのである。(p.76) 植民地時代を通じて、蒸留酒は苦しみを忘れるための道具だった。自らに苦しみを課したヨーロッパの入植者にとっても、彼らによってさらに過酷な苦しみを経験させられたアフリカ人奴先住民にとっても、それは同じだった。そこで、ヨーロッパからアメリカにやってきた入植者たちは、蒸留酒で奴隷を購入し、服従させ、管理しただけではなく、蒸留酒に対するアメリカ先住民の狂信的な態度を、彼らに対する支配手段として意図的に利用した。(p.138) イギリスのコーヒーハウス(最初はオリバー・クロムウェルが権力を握っていた頃)は清教徒の時代に、酒場に代わる品位と節度のある場所として始まった。室内は大変に明るく、本棚、鏡、金縁の額に入れられた絵画のほか、趣味のいい家具の数々で飾られており、暗く汚らわしい酒場の雰囲気とは正反対であった。(p.151) 「恐慌にも、天気にも、厳しい競争にも負けず、コカ・コーラ需要はとどまるところを知らない」—当時の投資アナリストが書いた文章だ。コカ・コーラは冬でも売れる暑い時期の飲み物、アルコール飲料に太刀打ちできるノンアルコール飲料、カフェインの摂取を一般に広めた飲み物、そして経済が下り坂でも人気が落ちない飲み物だったのである。(p.259)
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