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平和政策 有斐閣ブックス
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平和政策 有斐閣ブックス

大芝亮, 藤原帰一, 山田哲也【編】

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平和政策 有斐閣ブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 有斐閣/有斐閣
発売年月日 2006/10/31
JAN 9784641183438

平和政策

¥2,970

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2017/01/08

平和政策というタイトルは確かに相応しくないかも知れないが、平和というものをいろんな観点から考える基礎になるものを提供してくれる。理論と実際について、17章だてで、それぞれ専門家ぎ書いている。国際紛争、現代の紛争、国際法と国際組織、地域機構、国際経済組織、植民地支配、兵器の規制、核...

平和政策というタイトルは確かに相応しくないかも知れないが、平和というものをいろんな観点から考える基礎になるものを提供してくれる。理論と実際について、17章だてで、それぞれ専門家ぎ書いている。国際紛争、現代の紛争、国際法と国際組織、地域機構、国際経済組織、植民地支配、兵器の規制、核軍拡及び核軍縮、移民と難民、テロ、軍事介入、政治・法制度改革、紛争後選挙と選挙支援、国際犯罪、開発協力、ジェンダー、NGOといったテーマ。

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2012/01/31

抑止戦略はパワーバランスと似ているが、違う。パワーバランスは相手が戦争に訴えた場合は戦争をすればよいだけだが、抑止戦略では戦争に訴えること自体は目的にされていない。 テロリストは特定の国家にも依存しない傾向がいっそう進む。 侵略対処は、ある主権国家の行動が他の主権国家の安全保障...

抑止戦略はパワーバランスと似ているが、違う。パワーバランスは相手が戦争に訴えた場合は戦争をすればよいだけだが、抑止戦略では戦争に訴えること自体は目的にされていない。 テロリストは特定の国家にも依存しない傾向がいっそう進む。 侵略対処は、ある主権国家の行動が他の主権国家の安全保障に対する脅威となった場合の国際的な対応の例であった。 テロの脅威と並んでアメリカが神経をもっとも尖らせている脅威が大量破壊兵器の拡散問題。

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2011/09/07

▼大学院入試に向け通読(2回目)。 ▼ポスト・冷戦期の紛争の特徴といえば、それが主権国家同士の争いとしてよりも、ある国・地域の内戦として戦われることが多くなことがあげられるだろうか。また9・11後の「新しい戦争」もまた、標的がテロ組織(そしてその支援国家)であるという点が、特徴で...

▼大学院入試に向け通読(2回目)。 ▼ポスト・冷戦期の紛争の特徴といえば、それが主権国家同士の争いとしてよりも、ある国・地域の内戦として戦われることが多くなことがあげられるだろうか。また9・11後の「新しい戦争」もまた、標的がテロ組織(そしてその支援国家)であるという点が、特徴であろう。 ▼かつての勢力均衡観に基づく抑止論は、あくまで主権国家同士の力の「安定」を目指していた(それは「安定」あって、即ち「平和」を意味するもではない)。しかし、注目すべき行為者が国家以外にある以上、防衛力の増強がイコール安全保障とはならなくなった(だからといって、それを無用・不要と主張するものでもない)。 ▼「平和」とはそこに「ある」現実ではなく、常に求め続けなければ得られない理想である。現代の世界において平和政策を模索する努力こそ、私たちが生き延びていく術(すべ)となろう。

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