ハイブリッド・コミュニティ 情報と社会と関係をケータイする時代に

遊橋裕泰, 河井孝仁【編著】, モバイル社会研究所【企画】

• 販売会社／発売会社: 日本経済評論社/日本経済評論社
• 発売年月日: 2007/03/15
• JAN: 9784818819269

商品レビュー

2009/03/09

聞き慣れた「IT社会」という単語に、いつの間にかCommunicationが付加された「ICT社会」と話されるようになった。
なぜだろう、コミュニケーションが一時代よりも取り打足されることになったのは。人間個人が認識できない程の人口規模が集まる都市部で働くようになって、不信感に起因するリスクマネージメント的な生き方が染み付いているからなのか。
この本でもハイブリッド・コミュニティという新しい単語で話を展開している。ハイブリッド・コミュニティとはつまりバーチャルで展開される「情報社会」とリアルにモノやヒトに触れる「現実社会」とが複層的に絡んでる状態のことを言っている。それら新しい時代を迎えるに当たり、環境整備的に現在のコミュニティのあり方のりデザインが必要である述べている。いやはや、ごもっとも。勉強になりました。