商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 洋泉社/洋泉社 |
発売年月日 | 2006/11/20 |
JAN | 9784862480873 |
- 書籍
- 新書
自由訳・養生訓
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自由訳・養生訓
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商品レビュー
4
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- ネタバレ
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300年前の実用的な健康術に関する本。 書かれてる健康術はなかなか興味深いものがあれば、古臭!と感じるものもある。例えば北枕には気をつけろとか本気でいう人は今の世の中にはなかなかいないと思うんだけど結構それを当たり前のように書いてるからびびる。でも実際北枕で寝ている俺がこんだけ陰鬱な人間になっているのだからあながち間違いではないのかもしれない。なかでも興味深かったのが交接に関する章だ。20代は4日に一度、30代は8日に一度、50代にもなれば漏らさなくても良い。とまで書かれていて、その上、「交接の間はできるだけ静かにして、全身の力を出し切るような動きをせず、気を内側に留めて口から息をそっと吐くようにすれば漏らさないすべが可能なのです」と、女医が教えるナンチャラカンチャラみたいな本に書かれていそうなことが書かれている。それによって欲を満たしつつ、精力を溜めることで、気の充実につながるというわけだ。貝原益軒=「接して漏らさず」みたいなところがあるみたいだけど貝原益軒は引用しただけでそれを言った人ではないらしい。ややこしい。 中村天風でもそうだったが昔の人(終戦以前の人)は当たり前のように「気」というものの重要性を説く。気という概念が当たり前に日本人の中にあった時代に書かれた気を充実させるための実用書って言う意味でこの本はずっと人気?なのだろう。WHOの健康の定義の中に魂の健康が追加されて10年くらい?たつみたいだけど、300年も前から魂とか気とかに関する健康法が伝承されてるってのは誇ってもいいことだと思う。まあ結局実際に試してみて自分に合ってるかどうか知ることが最重要だから、この本に書かれてることは日本人の身体に合わせて考えられた健康法ってだけに試す価値のあることはやっぱ結構多いと思う。 いろんな訳書がでてるけどこの本が一番読みやすかった。でも内容がピックアップされてるから、ふーんこんなものか、程度に読みたい人向け用。
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先週は、いろいろあって、精神の落ち込みが激しかったので、『養生訓』をとりだして読んでみた。 この本は、工藤美代子さんが現代訳にして、さらに解説をつけてくれているので、大変読みやすく、ためになった。 要は、自分が周囲に影響を受けるのは、欲が強いからだとわかった。 (1)...
先週は、いろいろあって、精神の落ち込みが激しかったので、『養生訓』をとりだして読んでみた。 この本は、工藤美代子さんが現代訳にして、さらに解説をつけてくれているので、大変読みやすく、ためになった。 要は、自分が周囲に影響を受けるのは、欲が強いからだとわかった。 (1)50歳になったら、身についた欲を少しずつ払って生きてみる。 (2)食であれ、喜怒哀楽であれ万事を少なめに抑えた摂生生活をする。 (3)貝原益軒で有名(自分は知らなかった)「接して漏らさず」は実は養生訓には記載がない。 自分も欲を抑えて、腹八分目に人生に心がけようと思います。
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