病気になりたくない人が読む本

山田豊文【著】

• 販売会社／発売会社: アスコム/アスコム
• 発売年月日: 2007/04/10
• JAN: 9784776204091

商品レビュー

2008/10/22

食べたものからできている私たちの体

あぶらのこと　白い食品のこと
肉　牛乳　有害物質　など体に入る食品の害について書かれていました

オメガ３の油　気になります。。

2007/12/29

病気の原因となる「代謝異常」を予防・改善するために、代謝をスムーズに行うための分子栄養学を説いた本。
分子栄養学とは、対症療法と異なり、薬を飲むのではなく、食事によって体にとって必要な栄養素の過不足を補って、
自然治癒力を高めて様々な病気を治す予防医学。

代謝異常を予防・改善する食の５つの条件
１．有害物質（食品添加物など）を含んでいないもの
２．食性（日本人なら和食）にかなったもの
３．酵素が生きているもの（生食・発酵食品・ミネラル・ビタミンなど）
４．栄養のバランスがよいもの（栄養の濃い食品）
５．消化に負担をかけないもの

（個人的メモ）
・トランス脂肪酸（マーガリン・ショートニング・加工油脂・ファットスプレッドなどに使用）はプラスチックと同じ。
→心臓病・糖尿病・注意欠陥多動性障害（発達障害の１つ）の原因
→マーガリン・ハンバーガー・フライドポテト・ドーナツ・クッキー・菓子パン・ピザ・ケーキ・アイス・洋菓子に多用
・砂糖の過剰摂取が子どもの学習能力や生活態度を悪化させる（キレやすくなる）。
・フラックスオイル（亜麻仁油）を毎日スプーン２杯飲む（加熱厳禁）。
・フラックスオイルは?無農薬有機栽培で?低温圧搾（コールドプレス）された?光を通さない黒い容器に入ったものを選ぶ。
・リノール酸（ベニバナ油・コーン油・ゴマ油・大豆油・サラダ油）の過剰摂取は避け、調理には少量のオリーブ油を使用する（油を使用しない和食がベスト）。
・不飽和脂肪酸のオメガ３（青背魚のEPA,DHAやシソ油・フラックスオイルなどのαリノレン酸）とオメガ６（リノール酸）は１：１の割合で摂る。
（現代人はオメガ６に比べ、オメガ３の摂取が不足しているので、オメガ３を積極的に摂る）
・白米・白パンではなく、有機認定を受けた発芽玄米・雑穀米・全粒粉パン・ライ麦パン
・白砂糖ではなく黒砂糖
・精製塩ではなく天然塩
・肉よりも魚・味噌・豆腐・納豆
・牛乳は百害あって一利なし
・カルシウムはコンブ・ワカメ（・ブロッコリー・コマツナ・カラシナ・カブ・小魚・豆類）から摂る
・料理の基本は、「マゴワヤサシイ」
→マメ（大豆加工品）・ゴマ（ナッツ）・ワカメ（海藻）・ヤサイ・サカナ（青背魚）・シイタケ（キノコ類）・イモ類
・子どもにはトマトがオススメ。
・マグロなどの大型魚には有機水銀などの有害物質が蓄積されている可能性があるので過剰摂取は控える。
・虫歯治療の銀色の詰め物（歯科用水銀アマルガム）は除去してもらう。
・ヒジキにはヒ素が含まれていて、イギリスでは勧告がでた。
・養殖のサケは危険。
・ゴミ焼却場の近くはダイオキシンがいっぱい。
・タマネギ・ニンニク・ニラ・ネギのケルセチンや硫化アリル、青背魚の含硫アミノ酸は、キレート作用で有害ミネラルを無毒化する。
・海藻類・豆製品・ナッツ類の亜鉛やワカサギ・イワシ・ホタテ・カレイ・玄米に含まれるセレンも解毒・老化防止・がん予防に有効。
・半身浴・岩盤浴も有効な解毒法（高温サウナはダメ）。
・毛髪ミネラル分析の検査キットで検査してみる。
・輸入果物には危険農薬がいっぱい。
・体内に蓄積された有害物質にはファスティングが有効。