商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所/PHP研究所 |
発売年月日 | 2007/03/19 |
JAN | 9784569690148 |
- 書籍
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感動する脳
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感動する脳
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商品レビュー
3.9
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日本で最も著名な脳科学者、茂木健一郎の著者。この本のテーマは「感動」で、これが人間の感情や創造性にどのように影響を与えているかが説明される。 「人間らしさ」は知性(大脳皮質)だけではなくて、感情(大脳辺縁系)にも関係がある。この2者を総合した判断力こそが人間としての証明になる。...
日本で最も著名な脳科学者、茂木健一郎の著者。この本のテーマは「感動」で、これが人間の感情や創造性にどのように影響を与えているかが説明される。 「人間らしさ」は知性(大脳皮質)だけではなくて、感情(大脳辺縁系)にも関係がある。この2者を総合した判断力こそが人間としての証明になる。 そして直感と判断力を磨くものが「感動」である。 感動とは謂わば意外性である。事前の予測や期待と異なる事象が起こった時、人間の感情は昂る。そして感動は人間の創造性にも関係している。 創造性とは「体験×意欲」の相乗効果である。しかしこの2つはある種トレードオフである。つまり、体験が増えれば増えるほど既知が増えることになり、これは意欲の減退を意味するからだ。 ここでこの2つをドライブするのが感動の体験である。感動を体験することで人は前向きに、意欲的に、世界に接することができるようになる。 脳はオープン・エンドで、いつまでも終わりがない。さらにその変化の仕方も「火成的」(急激な短時間の変化)と「水成的」(長時間掛けて徐々に変化する)という風に異なる。 内容はやや薄いが、読みやすくてためになった。
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【瞬読24,250文字】 経験から創作活動、創造は生まれる。創造力は、若い人というイメージがあるが、歳を重ねた人の方が経験は豊富、歳を取ると意欲が減退するため創造ができなくなる。飽くなき探求心、創作意欲を持って素晴らしい結果を残している人が大勢いる。同意、反省。アイデアはあるけど抵抗勢力をねじ伏せて行く気力がなくなってた、落とし所を探すようになってた。余白を作る。 武道の言葉で居着くがある。刀にばかり気を取られて相手の身体の動きに気がつかなくなる。相手の欠点、または自分の欠点ばかりに居着くと良いところが見えなくなる、スパイラルにはまる。 感動できる事がなくなったら生きている意味がない。息子が花火見て感動したら、感動のおすそ分けをいただく。 感動のおすそ分けって、読んでて感動のおすそ分けのイメージで感動した。 一人で解決出来ると思っても解決できない事がある。 早く相談した方が良い。 そうなんだ、瞬読1人で解決できると思っていたけど、ドンドン負のスパイラルになって、スランプに。
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アインシュタインは、「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」と言ったそうだ。そこで脳科学の視点から感動を模索したのがこの本。とはいえ、難しい専門用語は使われておらず、むしろ啓発本に近く、読み終わったあとには前向きになれる。今の生活が全てではないと意識することで...
アインシュタインは、「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」と言ったそうだ。そこで脳科学の視点から感動を模索したのがこの本。とはいえ、難しい専門用語は使われておらず、むしろ啓発本に近く、読み終わったあとには前向きになれる。今の生活が全てではないと意識することで、脳に空白を作り、新たなる挑戦に意欲的になり、クヨクヨ回路強化スパイラルから脱却する。きれいごとのようだが、科学が証明しているなら実践してみようという気になる。私も今日から前向き感動ライフをスタートさせよう。
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