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ドアをノックするのは誰? シャレード文庫
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ドアをノックするのは誰? シャレード文庫

鳩村衣杏【著】

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ドアをノックするのは誰? シャレード文庫

660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房/二見書房
発売年月日 2007/04/25
JAN 9784576070438

ドアをノックするのは誰?

¥660

商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

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2013/07/17

攻め:教授・甲田尚臣 受け:リーマン・最首頼久 頼久は両親亡き後10才年の離れた弟妹を育て上げることに心血を注いでいたが二人が相次いで独り立ちしたので時間を持て余していた。そこへたまたま社会人講座の講師だった甲田と出会い付き合うようになり、甲斐甲斐しく甲田の世話をすることに。...

攻め:教授・甲田尚臣 受け:リーマン・最首頼久 頼久は両親亡き後10才年の離れた弟妹を育て上げることに心血を注いでいたが二人が相次いで独り立ちしたので時間を持て余していた。そこへたまたま社会人講座の講師だった甲田と出会い付き合うようになり、甲斐甲斐しく甲田の世話をすることに。 それまで享楽的な生活をしていた甲田だが頼久の「甲田の幸せが自分の喜び。浮気も何もかも容認」に違和感を感じ…。 生きがいの無くなった受けが次の生きがいとして甲田を選び実際そうするけれどそれは生きがいの対象であって愛(気持ち)ではなく…。 苦手絵師さんだったので鳩村先生は好きだけど読んでなかった作品。 終わりが良妻賢母(母ではないか…)風でそこがちょっと私の萌えとは相容れないけど、作品の出来としては良かったと思う。 最初甲田を安元氏で、頼久をたっつんで脳内変換しながら読んだけど 成田×平川でCD出てたのを思い出して後半はそっちで変換。こういう芯がある美人は平川さんに合ってるだろうなと思う。未聴なので聴かなきゃ。 挿し絵だけど私が苦手であるのを差し引いても、甲田が全然かっこよくなかった。やっぱり苦手な絵師さんだわ…orz

Posted by ブクログ

2012/09/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

読んだ筈なのに思い出せなくて、続巻が出たのを機に再読。奥付を見たら5年も前でした。思い出せないハズです。 しかし、読み進んでいくうちに思い出してきました。 大学助教授×サラリーマン。助教授甲田の嫌味なほどのプレイボーイっぶりが、頼久と付き合い始めてからもろくも崩れていくさまが面白かったです。そして頼久の、天然というかなんというか、あとがき曰く「未亡人」(笑)っぷりが凄まじい。 どうにかこうにか本当の意味でくっついたけど、この先大丈夫?と疑問に思っていたら、やはりその後もひと悶着あったのでした・・・ということで、続巻「ドアをロックするのは君」に期待。

Posted by ブクログ

2012/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これはコメディです。前半、何度もニヤリ、クスリとさせられます。恋なんて遊び上等の大学教授甲田X美貌のサラリーマン頼久。この頼久、外見が美しいだけでなく、何事も控えめ、家事も完璧。三歩下がって、三つ指ついて、夫をたてるまさに妻の鑑みたいな男。雰囲気ははんなりとした色気を放つ気丈な未亡人!軽い気持ちで頼久と付き合い始めた甲田だけど、この『昼は淑女夜は娼婦』で献身的に自分に尽くしてくれる頼久にあっという間にメロメロになります。こういうロクデナシ系の遊び人が相手を追い詰めようとがんばっているうちに、いつの間にか自分が追い詰められてしまうってパターンは痛快でいいですね。しかも、このメロメロぶりは半端なくて笑えます。甲田が盛り上がっていけばいくほど、奇妙な温度差が生じるふたりの関係。頼久にすっかり本気になってしまった甲田は焦ります。この微妙な気持ちのすれ違いの理由は、実はこの受:頼久は17才で両親を亡くし、以来自分の手で10才年下の双子の弟妹を懸命に育ててきたという過去を持つ苦労人で、最近になって生きがいだった弟たちが独り立ちしてしまった。その心のすきまを埋めるために。代わりに一生懸命になれる相手が欲しかっただけ。ようは初めから愛でも恋でもなかったのです。甲田との関係は自分に与えられた新しい任務のごとく、粛々と日々尽くしまくります。 後半、頼久を本気で愛してしまった甲田はこの事実が受け止められず、頼久の前から去ります。そして、失って初めて、甲田の存在が大きかったことを認識する頼久。そこらへんを家族との絆のエピソードを絡めて、かなりじんわりくる暖かいお話に仕上がっています。 書き下ろしの短編では、愛に溺れたバカップルぶりが堪能できます。甲田はもうすっかり尻にしかれてるね! タイトルの『ドアをノックするのは誰?』は“ぼくの心のドア”のことなんですね。ドアをノックして、扉を開けて、外の世界に連れ出してくれるのは誰?というなんとも素敵なタイトルです。

Posted by ブクログ

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