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Gift 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2007/06/14 |
JAN | 9784062757492 |
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商品レビュー
4.2
13件のお客様レビュー
調べてみたら中一の時だった。所謂バタフライナイフ事件が発生したため、木村拓哉主演のドラマ「ギフト」の再放送が打ち切られ、世間から一切封印された。記憶を失った主人公が「届ける」事に拘る原因となった出来事とは何か、由紀夫の正体は何者なのか、ついぞ分からずじまい。 あれから17年。心の...
調べてみたら中一の時だった。所謂バタフライナイフ事件が発生したため、木村拓哉主演のドラマ「ギフト」の再放送が打ち切られ、世間から一切封印された。記憶を失った主人公が「届ける」事に拘る原因となった出来事とは何か、由紀夫の正体は何者なのか、ついぞ分からずじまい。 あれから17年。心の底に引っかかっていた疑問がふとしたきっかけで再浮上。ドラマは相変わらず封印されていたが、ノベライズの存在を知り読んでみた。17年来の謎が解けた。いい話だった。 どんなに重い罪を犯してしまった人間でも、その内面には良心があり、人生において蘇生のチャンスがある。そして、人間には「赦す」という偉大な行為がある。それが『ギフト』のメインテーマだったと飯田譲治氏が文庫版あとがきで書いている。カート・ヴォネガットの『デッドアイ・ディック』にインスパイアされたと。 表裏一体である善悪の一方だけを描ける筈もないのに、バタフライナイフの一件だけ抜き出して犯罪への影響を単純に認めてしまった当時のマスコミの姿勢が、安直な思考停止以外の何物でもなかった、と千街晶之氏も解説で断言している。 この世界の必然であるならば、あと十年〜二十年の間には封印が解かれる機会に恵まれるかもしれないと飯田氏。 17年経ってもなお結末を知りたいと思う私のような人間がいる限り、必ずやその日は訪れるでありましょう。 誤植2箇所見つけました。 そのうち一つは角川文庫版から踏襲されている。 要らぬ字が一文字入っているだけで、正反対の意味になってしまう芸術的な誤植。飯田さんに伝えたい(笑)
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記憶喪失となって目覚めた早坂由紀夫。 豪華マンションのクローゼットの中で素っ裸、瀕死で発見された由紀夫。 本当の名前は?自分の過去は? 由紀夫が発見されたマンションの持ち主は51億円を横領、その行方をめぐって、由紀夫の記憶が戻るのを待つ持ち主の愛人女社長の奈緒美。 由紀夫は51億円の行方のカギを握る存在。奈緒美に生活の面倒をみてもらうことになった。 「届ける」ことに対して妙な執着をみせる由紀夫に闇の自転車配達業を任せた。 由紀夫の届ける「ギフト」は訳ありのものばかり。
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今のオイラにちょうどよいミステリーだった! ギフト、昔、ドラマでキムタクが主演していたんだよね。 そんとき面白くて見てたから懐かしくなって買ってみた。 テンポ良く読める内容も、重過ぎない雰囲気も、ちょうど良かったな。 中だるみもなく、終わり方も清々しく、久々に軽めで楽しめた小説。
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