商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2006/10/28 |
JAN | 9784101194257 |
- 書籍
- 文庫
蛍の行方
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蛍の行方
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商品レビュー
4.2
13件のお客様レビュー
お鳥見女房の第2弾。第1弾は作品や登場人物の紹介的な短編集だったが、第2弾からいよいよ主題に入ってきた。前回少しばかり顔を出してきた水野忠邦も存在感を増してきた。(あまり良い印象ではないが…鷹のように例えられている) 鳥見役というのは隠密の任もあるようで、珠代の夫は隠密仕事で1年...
お鳥見女房の第2弾。第1弾は作品や登場人物の紹介的な短編集だったが、第2弾からいよいよ主題に入ってきた。前回少しばかり顔を出してきた水野忠邦も存在感を増してきた。(あまり良い印象ではないが…鷹のように例えられている) 鳥見役というのは隠密の任もあるようで、珠代の夫は隠密仕事で1年近く音信不通になっている。そこへ家族やら居候やらが赴任先へ様子を見に行くのだが… 何しろ登場人物が多いが、2作目になるとそろそろ誰が誰だか分かってきた。 話として好きなのは、まあどれも良い話だったが、「緑の白菊」かな。君江(次女)の気持ちが可愛らしく、その成長が楽しい。 また、もう恋する気持ちを失っている私には、珠代が夫を待つ気持ちが新鮮で、懐かしい気もする。
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今からでも、少しずつ、珠世さんのようになれたら。 学んだこと。 水野忠邦(浜松藩主)と水野忠成や水野忠義(沼津藩主)は、親戚でもなんでもなかったのだということ。 知らなかった。(;^_^A 水野と来たら、忠〇〇みたいな名づけの決まりがあるの?
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「これで寂しくなくなるかしら?」 「箱のなかが真っ暗でも?」 「身動きができなくても?」 「ふうん」 「小母さま……」 「ううん……なんでもない」
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