商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2007/04/25 |
JAN | 9784101293189 |
- 書籍
- 文庫
義経
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義経
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3.4
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日本人の奥底に眠る英雄・源義経。 判官贔屓の元になった生涯を、解説+随筆風に描く。大河ドラマの原作。 源氏の棟梁の血筋を承けつつも、平氏全盛の京都で生まれた雅な男。自分達兄弟をのため、父親の仇に身を任せた母をそれほど嫌がらない。優しげな仇・清盛に父の姿を見る。寺に預けられるも、身...
日本人の奥底に眠る英雄・源義経。 判官贔屓の元になった生涯を、解説+随筆風に描く。大河ドラマの原作。 源氏の棟梁の血筋を承けつつも、平氏全盛の京都で生まれた雅な男。自分達兄弟をのため、父親の仇に身を任せた母をそれほど嫌がらない。優しげな仇・清盛に父の姿を見る。寺に預けられるも、身分を知り出奔。奥州の藤原氏を頼るのであった。 奥州で嫁を迎えるも、兄頼朝の挙兵を知り、駆けつける。作戦・戦術の才に恵まれた彼は宿敵・平氏を滅亡させる。しかし、戦略と人生の機微に甘い彼は、数々の失敗を犯し、頼朝から追われる身となる…。 宮尾義経の特徴は、義経を愛した女達を細かく描いた事だ。母・常盤。妹・藤原能子。妻の良子。靜御前。そして見合いで娶った者たちまで。筆者の目は優しい。要するに義経は放っとけない男なのだ。
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NHK大河ドラマの原作にもなった1冊。 小説ではなく、義経くんの生涯を宮尾さんが時系列的に解説する形式になっていました。 義経くんの戦い方は好きではありませんが(暗黙の了解であった船の水主などの非戦闘員は殺さないなどのルールを無視!)源氏のまとまりのなさ、頼朝くんの不人気の理由が...
NHK大河ドラマの原作にもなった1冊。 小説ではなく、義経くんの生涯を宮尾さんが時系列的に解説する形式になっていました。 義経くんの戦い方は好きではありませんが(暗黙の了解であった船の水主などの非戦闘員は殺さないなどのルールを無視!)源氏のまとまりのなさ、頼朝くんの不人気の理由がよっくわかるコンパクトな1冊でした。
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同じ歴史物であっても“武士物”はあまり…な私であるが、宮尾氏のものだったら読めるかも、と思い手にとってみた。 宮尾氏本人が語り手となって、改めて義経の生涯をたどっていく、といった一見エッセイめいたスタイルに意表をつかれた。しかしやはり武士としての義経ではなく、人間としての義経に思...
同じ歴史物であっても“武士物”はあまり…な私であるが、宮尾氏のものだったら読めるかも、と思い手にとってみた。 宮尾氏本人が語り手となって、改めて義経の生涯をたどっていく、といった一見エッセイめいたスタイルに意表をつかれた。しかしやはり武士としての義経ではなく、人間としての義経に思いを馳せる、そんな作品になっていて、しんみりとした良さがあった。 それでも義経の最期より、平家の壇ノ浦での最期のほうがやっぱり読んでいてつらい。
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