商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社/東京創元社 |
| 発売年月日 | 2007/01/31 |
| JAN | 9784488587024 |
- 書籍
- 文庫
チャリオンの影(上)
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チャリオンの影(上)
¥1,078
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商品レビュー
4.5
21件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ファンタジーで、くたびれ中年男の恋物語というのを見て、読みました。ロマンス本ではないので、上巻を読んだ限りではロマンスは控えめというか、見え隠れする程度です。淡々と進んでいくのに、どんどんとこの世界にはまっていき、カザリルも全然無敵じゃなくて、むしろ弱々しく見えたりするところになんだか惹かれました。絶版で中古価格も高騰しており、図書館も未所蔵だったため、他自治体から借りて読みました。ぜひとも復刊してほしい作品です。 原書はKindle版が出ていて、1000円以下だったので買ったのですが、むしろ翻訳のすばらしさに気づかされました。
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(上下巻を読んだレビュー) 五神教の設定や中世的世界観が導入から匂い立ち、引き込まれる。政治的駆け引きを中心とする宮廷劇を主軸に、派手ではない宗教的要素で構築されたファンタジー要素が添えられ、大人が読むに足る物語に仕上がっている。ストーリーも、適度に広げたり閉じたり、伏線と回...
(上下巻を読んだレビュー) 五神教の設定や中世的世界観が導入から匂い立ち、引き込まれる。政治的駆け引きを中心とする宮廷劇を主軸に、派手ではない宗教的要素で構築されたファンタジー要素が添えられ、大人が読むに足る物語に仕上がっている。ストーリーも、適度に広げたり閉じたり、伏線と回収も滞りなく、感動的な演出ありと隙がない。イブラ国太子のくだりが好例。 本小説の舞台装置は年代を異にしてトリロジー全体を貫く他、魔術師ペンリックシリーズにも採用されている。「ペンリック」のライト短編の様相とは異なり、「チャリオンの影」は出来栄えが本格的であり、スピード感のある展開と重厚さが両立した、他人に自信を持って推奨できる作品。
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ビジョルドが本格的にSFからファンタジーへと舵を切った記念碑的作品。非常に作り込まれていながらストーリー展開にスピード感があり、世界観に馴染んだ下巻に入るとあっという間に読めること間違いなし。 ここまで10年以上書かれてきたSFシリーズとの共通点は大きく二つある。一つ目は、主人公をとにかく叩き落とし続ける点であろう。境遇的に精神的に、そしてもちろん肉体的にとことん痛めつけられ続ける。なにしろ三度死ななければならないのだからなまじっかな苦痛ではなく、一回で楽に死ねるほうがまだしもと思われるほど大変そうである。この作者のお気に入りの表現「温め直した死人のような顔」が面白いほどに頻出である。そしてもちろん最後は突き落とされた分すくい上げられるのである。若い女の子ともいちゃつけるのである。ああカタルシス。 二つ目は、「伏線回収」という言葉がチャチに思えるほどに作り込まれた緻密なストーリー。ヴォルコシガン・サーガの方はシリーズ後半だいぶ叙情的なストーリーが多くなっていて少し物足りない感があったのだが、舞台を変えたこちらでは壮麗な大伽藍を思わせるようなストーリーの組み立てっぷりで、ああビジョルドやっぱり面白い、の感を新たにしました。何一つ無駄な描写のないエピソード群が素晴らしい。 「スピリット・リング」では成せなかったファンタジー世界への移行を本作で無事果たした「五神教シリーズ」であるが、実はシリーズ自作が最も評価が高いとのこと。なのに我が家では10年以上前に買って積読のままである。そろそろ読むかー。
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