なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか？

多田文明【著】

• 販売会社／発売会社: 彩図社/彩図社
• 発売年月日: 2006/11/13
• JAN: 9784883925674

商品レビュー

2017/10/15

体験談のような感じで詐欺の手法が書かれている。
「話」というより「行動」の方が興味深い。

悪質商法が有名になった今はアタリマエのことも多いカモ。

2014/03/13

キャッチセールスを追い払う方法は「金ない、時間ない、不満ない」

しかし侮りは禁物

いつも新しい手口が開発されている

不幸に落ちいっている時が最も危ない

2008/01/02

誰もが詐欺なんかに引っかからない
そう考えている。
しかし、相手もプロ
その巧妙な手口に引っかかる人がいる

実際に手口を見てみると
愚痴らせて個人情報を引き出して
それをネタに不安をあおり物を買わせたり
振り込め詐欺の偽警官が
実際に相手の名前を呼んで
リアリティを演出し不安をあおって騙すなどなど

思わず
なるほど、とかうまいと思ってしまうような手口の巧妙さ。

そういった詐欺師のテクニックが書かれています。
この本を読んで実際に自分がそういう詐欺師にあったら
と思ったら怖くなってしまいました。
「手口を知る」そういう意味で読んでよかったと思います。

読書は楽しむためにするもの、と考える方もいるでしょうが

読書は知らない世界を知る事が出来る
知らないことを知る事が出来れば
実際に自分がその局面に立たされたとき
生きると思います。

読書は楽しく読むものと考える方には
おすすめしませんが、
一度読んでおいた方がいい本だと思います。