商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2007/02/01 |
JAN | 9784101306711 |
- 書籍
- 文庫
すばらしき愚民社会
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すばらしき愚民社会
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商品レビュー
3.1
17件のお客様レビュー
あまり印象には残らなかったので感想も書けない。なんとなくスラスラ読んでしまったので、つまらなくはなかったということか。この著者は相当な読書家であることも確か。
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西部邁や呉智英らの知識人批判の衣鉢を継いで、大衆に媚びる知識人たちを痛罵した本です。フェミニズムや精神分析、ポストモダン思想のほか、格差社会論やネット社会論、禁煙ファシズムなども著者の批判の対象となっており、主として実証主義の立場からその学問性に対して疑義を投げかけています。 ...
西部邁や呉智英らの知識人批判の衣鉢を継いで、大衆に媚びる知識人たちを痛罵した本です。フェミニズムや精神分析、ポストモダン思想のほか、格差社会論やネット社会論、禁煙ファシズムなども著者の批判の対象となっており、主として実証主義の立場からその学問性に対して疑義を投げかけています。 ポストモダン左派の一部に、学問的な誠実さに欠くような振る舞いが見られることは事実だと思うのですが、著者の実証主義的なスタンスはすこし狭きに失するのではないかという気がしないでもありません。この点では、著者とおなじく辛辣なスタンスで、やはりポストモダン左派の批判をおこなっている仲正昌樹のほうが巧みに問題点を衝いているように思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この人とネット右翼などに親和的な評論家とのギリギリの一線、紙一重の差がある。 それは例えば「禁煙ファシズム」論であるし、またイラク人質事件についてのコメントの中で辛うじて挿入されるバッシング批判の一文である。本当に辛うじて、ギリギリ、ではあるが、嫌いになれない所以である。
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