商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 専修大学出版局/専修大学出版局 |
| 発売年月日 | 2007/03/30 |
| JAN | 9784881251836 |
- 書籍
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看護職の社会学
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看護職の社会学
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看護がいかにして女性の仕事とみなされるようになったのか。その源は「宗教などの伝統的な言説にあること、それを定着させたのは脱宗教化を目指したはずの近代化、とりわけ医療化にある」ことを、フランスの社会学から読み解いている。日本においても近年まで「看護婦」でしたから普遍性があります。 ...
看護がいかにして女性の仕事とみなされるようになったのか。その源は「宗教などの伝統的な言説にあること、それを定着させたのは脱宗教化を目指したはずの近代化、とりわけ医療化にある」ことを、フランスの社会学から読み解いている。日本においても近年まで「看護婦」でしたから普遍性があります。 それは自分の生き方にも直結しており、子どもを持つシングル女性であるわたしが看護職を選択した理由を解き明かしてくれました。子どもの世話、精神的・知的におしえること、それ以前に家庭の経営を行うとしたら「母親はもはや母親である以外の時間的余裕を持たない」。そこに経済的養育の責任が加わるとしたら、母親であることの延長にある看護職につくことは仕事と家庭を比較的楽に両立できる手段だったのだな、と腑に落ちました。 そうした選択を「なんとなく無意識に」したことを被支配の受容という視点で明らかにしています。看護師って医師の診療の補助を徹底的にするんですよ、最短距離・最小の手間で仕事ができるように。ますます医師は自分が偉いと思いますよね。再生産です。 看護師と医師の地位の差をなくし、フラットに働きたい。 看護師や医師になろうとする人、その教育者に薦めます。
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看護職が女性の仕事として配置されてきたことを、フランスの歴史研究を元に論じている。博士論文を元にしているため、博論の書き方として多くのことか参考になった。また、ブルデューの視点は社会の見方を大きく変えると感じた。
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