1,800円以上の注文で送料無料

おそらくは夢を ハヤカワ・ミステリ文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

おそらくは夢を ハヤカワ・ミステリ文庫

ロバート・B.パーカー【著】, 石田善彦【訳】

追加する に追加する

おそらくは夢を ハヤカワ・ミステリ文庫

770

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/01/15
JAN 9784150756901

おそらくは夢を

¥770

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/08/22

これならマーロウだ。プードルスプリング物語ではダメだったものが、長編であるにもかかわらず、完全にうまくいった。寧ろ、これはパーカーに感謝したい。マーロウに会いたかった。

Posted by ブクログ

2016/03/12

チャンドラーの最初の長編「大いなる眠り」の続編として描かれ、主人公はもちろんフィリップ・マーロウ。この作品を読むなら、必ず「大いなる眠り」の後で。ネタバレ有り、「大いなる眠り」からの引用もしばしば現れる。 「大いなる眠り」事件から数カ月後。マーロウはスターンウッド家の執事ノリス...

チャンドラーの最初の長編「大いなる眠り」の続編として描かれ、主人公はもちろんフィリップ・マーロウ。この作品を読むなら、必ず「大いなる眠り」の後で。ネタバレ有り、「大いなる眠り」からの引用もしばしば現れる。 「大いなる眠り」事件から数カ月後。マーロウはスターンウッド家の執事ノリスから連絡を受け、再びその邸宅を訪れた。将軍は既に亡く、その娘ヴィヴィアン・リーガンが当主になっていた。妹のカーメンはサナトリウムに預けられていたが、失踪したという。ノリスの依頼を受け、マーロウはカーメンの行方を調べ始めた。 パーカーはチャンドラーの衣鉢を継ぐハードボイルド作家として、チャンドラーの遺作「プードル・スプリングス物語」を完成させた。その完成度に不満があったのか、再びマーロウの登場する作品を独自のプロットで描いたのが本作。 フィリップ・マーロウの何処に惹かれるかと言えば、行動から滲み出る、内に秘めた意志の強さと優しさ。そして依頼人に対して、真実に対して、誠実さを貫くところ。この作品はそれを踏まえつつ、マーロウのタフさに重点を置いた描き方をしていて、それはパーカーが愛するマーロウ像なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2011/10/12

男同士のやりとりはマーロウのハードボイルド。でも女子(?)がらみではスペンサーのハードボイルド、という印象。やっぱりギリギリのところで踏みとどまらないと、マーロウが安っぽくなってしまうかな。ハードボイルドには痩せ我慢が大切なのさ。あとがきにもあったけど、敵が大きすぎたこと、そして...

男同士のやりとりはマーロウのハードボイルド。でも女子(?)がらみではスペンサーのハードボイルド、という印象。やっぱりギリギリのところで踏みとどまらないと、マーロウが安っぽくなってしまうかな。ハードボイルドには痩せ我慢が大切なのさ。あとがきにもあったけど、敵が大きすぎたこと、そしてその敵がマーロウひとりを相手にもたもたしすぎるところが、何となくB級映画風だったところが今ひとつ。でもこれもまた古き良き時代のハードボイルド風で良いのかも。これはこれで楽しく読めました。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品