商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2006/11/06 |
JAN | 9784094081312 |
- 書籍
- 文庫
みえない雲
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みえない雲
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商品レビュー
3.8
11件のお客様レビュー
ありそうな話よね 実際福島はそうだったし 戦争です 立ち直れるのか?? 自転車のウリが愛おしい
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ドイツ(当時は西ドイツ)の原発で事故が起きた後の様子を少女の目から描く小説。 発表されたときは、チェルノブイリの体験が新しく、ショッキングな内容だったろうと思う。 今、福島の後読んで、感慨深いものがあった。 この本に書かれたことで実際起ったこと(被爆していない農作物や畜産物の高騰...
ドイツ(当時は西ドイツ)の原発で事故が起きた後の様子を少女の目から描く小説。 発表されたときは、チェルノブイリの体験が新しく、ショッキングな内容だったろうと思う。 今、福島の後読んで、感慨深いものがあった。 この本に書かれたことで実際起ったこと(被爆していない農作物や畜産物の高騰、移住、ボランティアの活躍、被爆者の差別など)もあったし、起らなかったこと(妊娠した被爆者への中絶の強制、被爆者が皆禿げる、口封じのための殺人など)もある。 でも、読んで強烈なショックを受けるようなことはあまり起っていないものの、こまごまとした日常的なことは 結構当たっていることに驚く。 そして、こういう本があったのに、同じ過ちを繰り返す愚に暗澹とする。 もっと日本で読まれるべきだったのに、と思う。 ただ、パウゼヴァングの作品全体の中のレベルとしては下の方だという気がした。 ストーリーを追うあまり、いつも感じられる登場人物の心情描写が甘くなったこと。ストーリー自体も、ディテールの巧さはあるものの、ありきたりな印象。 読む価値はもちろんあるが。
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3.11東日本の後に読んだ。今の日本人には他人事じゃなく実感を持って読めると思う。著者はチェルノブイリから学ぶべき事、忘れてはいけない事を伝えたいんだろう。
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