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エスペラント 異端の言語 岩波新書
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エスペラント 異端の言語 岩波新書

田中克彦【著】

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エスペラント 異端の言語 岩波新書

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2007/06/20
JAN 9784004310778

エスペラント

¥814

商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

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2024/04/27

#2024年に読んだ本 29冊目 #4月に読んだ本 5冊目 エスペラント語なんてものがあるのを 最近まで知らなかった どこの国の言葉でもない つくられた計画国際語の中で わりと普及しているもののようだけど 現在の浸透度はいかなるものだろう… どんなもんか入門書的に読んでみた...

#2024年に読んだ本 29冊目 #4月に読んだ本 5冊目 エスペラント語なんてものがあるのを 最近まで知らなかった どこの国の言葉でもない つくられた計画国際語の中で わりと普及しているもののようだけど 現在の浸透度はいかなるものだろう… どんなもんか入門書的に読んでみたけど ちょっと読みにくかったですわ… いろんな外国語の文法のクセとか そもそもわからんしな 当たり前のように 知らん人の固有名詞が多い

Posted by ブクログ

2023/05/25

ことばって何てすばらしいんだろうか、そしてとりわけ日本語のこの優雅で融通無碍のしなやかさと言ったら!と、とにかくほめたたえておくのが、今の時代の健全な日本国民が、世の中を無事渡っていくための通行相のようになっている状態である…  らしい。 こんな書き出しの本。 一体何があった...

ことばって何てすばらしいんだろうか、そしてとりわけ日本語のこの優雅で融通無碍のしなやかさと言ったら!と、とにかくほめたたえておくのが、今の時代の健全な日本国民が、世の中を無事渡っていくための通行相のようになっている状態である…  らしい。 こんな書き出しの本。 一体何があった。 各民族固有の言葉を、不合理で、曖昧で、コミュニケーションの阻害になっているという人が、世界共通語として人工的に作られた言語である、エスペラントについて語る。 と言うか、エスペラントについての記述は少ない。 その思想の展開と影響と歴史を、積極的に述べるのだ。 面倒臭い。 共通の意思疎通が図れると言う意味でエスペラントに興味はあったが、それ以上ではない。思想なんかいらない。歴史と文化を尊重しての、人間だと思ってるし。 もちろんそう言う主張があっても全然良いんですが、読みたい本ではなかったわけだ。

Posted by ブクログ

2022/12/27

昔観たアニメの挿入歌にエスペラントが使われていたのを思い出して読んでみました。 第2章でエスペラントの文法について、簡単に説明されています。 私の関心は主にこの第2章にあったのですが、本書の重心は違うようです。 第1章と第3章は、エスペラントと競合する人工語や、エスペラントに...

昔観たアニメの挿入歌にエスペラントが使われていたのを思い出して読んでみました。 第2章でエスペラントの文法について、簡単に説明されています。 私の関心は主にこの第2章にあったのですが、本書の重心は違うようです。 第1章と第3章は、エスペラントと競合する人工語や、エスペラントに向けられる言語学上の批判のお話。 そして第4章は、題名が「アジアのエスペラント」。 つまり本書のテーマは、エスペラントそのものというより、エスペラントにまつわる歴史です。 それは1900年前後における後進国(日本、中国…)やアナーキストの歴史になります。 なぜなら、英仏のような大国は自国の言語を推進したがるので、エスペラントを使うのは自然と小国や反政府勢力になってしまうからです。 (なぜか創案者のザメンホフについては、そこまで詳述されない。) 本書はエスペラントに好意的です。 後進国と左翼勢力にも好意的です。 しかし、本書を通して読むと、「エスペラントを好む勢力が後進国とアナーキストだったから、エスペラントが普及しなかった」という印象を受けます。 20世紀前半の人々は、何かひどくチグハグなことをやっているような印象を受けるのです。 音を聞くと美しいエスペラントですが、時代のせいで異端の言語になってしまったのではないかと、少し悲しくなりました。

Posted by ブクログ

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