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嘘は罪 文春文庫
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嘘は罪 文春文庫

連城三紀彦【著】

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嘘は罪 文春文庫

691

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2006/06/08
JAN 9784167420154

嘘は罪

¥691

商品レビュー

3.5

10件のお客様レビュー

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2017/07/26

「浮気」がテーマの短編集。男と女の騙し合い。第1話はちょっと面白かったけれど、だんだん飽きてきてしまった。浮気の原因なんてだいたい一緒。そこにちょっとしたトリックがあったところで、ええ!びっくり!ってすることもない。奥行きがないんだな。ミステリーとは言いづらいな。物騒だけれど殺人...

「浮気」がテーマの短編集。男と女の騙し合い。第1話はちょっと面白かったけれど、だんだん飽きてきてしまった。浮気の原因なんてだいたい一緒。そこにちょっとしたトリックがあったところで、ええ!びっくり!ってすることもない。奥行きがないんだな。ミステリーとは言いづらいな。物騒だけれど殺人など犯罪が絡んだ方が、読みものとしてはぐっと面白くなる。ハラハラドキドキもあるし。浮気がばれる、ばれないなんて瑣末すぎちゃって。各話のタイトルがしりとりになっているのはお洒落。軽く書いたのかなー連城さん。やっぱ花葬シリーズが一番。

Posted by ブクログ

2015/02/12

一編20頁ほどの短編。タイトルがしりとりになっている。(「薔薇色の嘘」→「嘘は罪」みたいに。)何れもほんの少しの擦れ違いから別々の道を歩むことになった男女のついての短編なんだけど、よくいう、女ってよくわからん、のわからんを素敵に解説してくれているような作品ばかり。怨念を募らせて惨...

一編20頁ほどの短編。タイトルがしりとりになっている。(「薔薇色の嘘」→「嘘は罪」みたいに。)何れもほんの少しの擦れ違いから別々の道を歩むことになった男女のついての短編なんだけど、よくいう、女ってよくわからん、のわからんを素敵に解説してくれているような作品ばかり。怨念を募らせて惨酷な行為に至るというのはある意味で正常で、なんというかじっと押し黙って普通にしていて、何かが起こりそうでやっぱり起こらない、みたいな、そういう土壌では何が醸成されていくのだろうと思ったり。色気のある短編集でした。

Posted by ブクログ

2014/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

からみあう愛と憎悪、そしてあなたもだまされてしまう。 予期せぬ結末が待つ12の物語。 ■夏の最後の薔薇(1997.1) ■薔薇色の噓(1997.4) ■噓は罪(1997.6) ■罪な夫婦(1997.10) ■夫婦未満(1997.12) ■満天の星(1998.2) ■星くず(1998.11) ■くずれた鍵(1999.1) ■鍵孔の光(1999.3) ■仮橋(1996.9) ■走り雨(1999.11) ■雨だれを弾く夏(2000.8) 12編すべてが「浮気」をテーマに男女の様々な人間関係を描いている。 印象に残った作品は『噓は罪』だろうか。 三人称と一人称と織り交ぜながら、ラスト3ページは急転直下の結末に、一人取り残された女の虚ろな様子を描いてみせる。 ただやはりテーマを決めてしまう部分の弊害というか、1日1編と決めて読んだものの何かしら「飽き」の感覚を覚えてしまうのも事実だった。 ミステリ  :☆☆☆☆ ストーリー :☆☆☆ 人物    :☆☆☆ 文章    :☆☆☆

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