商品詳細
内容紹介 | 父が、心を閉ざした14歳の息子に語る物語。 |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2006/06/28 |
JAN | 9784101349183 |
- 書籍
- 文庫
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3.9
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生きるのが不器用な人…
生きるのが不器用な人を書かせたらこの人の右に出る人はいないであろう。 この本に納められた物語は、いずれも親と子どもとの思いのすれ違いや反発、あるいは断絶に近い状況に対して、なんとか不器用に歩み寄ろうとする姿が描かれている。「団旗はためくもとに」の父親のキャラはなかなか際立っていて...
生きるのが不器用な人を書かせたらこの人の右に出る人はいないであろう。 この本に納められた物語は、いずれも親と子どもとの思いのすれ違いや反発、あるいは断絶に近い状況に対して、なんとか不器用に歩み寄ろうとする姿が描かれている。「団旗はためくもとに」の父親のキャラはなかなか際立っていて、一押しの好感度。
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1999年秋~200…
1999年秋~2000年秋にかけて「サンデー毎日」に連載した12編から6編を選び、改稿したものを集めた短編集。この作者の作品は、人生の坂道で戸惑う人々の物語が多いのだが、そうした深刻な状況の中に、ちょっとした「笑い」があるものが、読者にも心地よく、評判も良いのだが…。そうしたパタ...
1999年秋~2000年秋にかけて「サンデー毎日」に連載した12編から6編を選び、改稿したものを集めた短編集。この作者の作品は、人生の坂道で戸惑う人々の物語が多いのだが、そうした深刻な状況の中に、ちょっとした「笑い」があるものが、読者にも心地よく、評判も良いのだが…。そうしたパターンにも、そろそろ飽きが…。
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短編集。どの作品にも…
短編集。どの作品にも父親の愛が感じられて、重松さんらしさが前面に押し出た作品でした。そうなんですよね。自分が昔子どもだったように、父親も昔は子どもだった。ただ、年をとると、そういう昔のことを忘れてしまうんですよね。
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