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社会学入門 人間と社会の未来 岩波新書
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社会学入門 人間と社会の未来 岩波新書

見田宗介【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2006/04/20
JAN 9784004310099

社会学入門

¥1,056

商品レビュー

3.6

55件のお客様レビュー

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2010/05/28

社会学の入門書だが、…

社会学の入門書だが、社会学の入門書に留まらない。交響体、集列体、連合体、共同体の分類は必見。エッセーを読むように読めてしまう学術書です。

文庫OFF

2010/05/28

 取り敢えず、文章が…

 取り敢えず、文章が読みやすいようで読みづらかった。文章それ自体は分かりやすいのだけれども、です・ます調と、だ・である調が混在しているため、文章を読むリズムが狂ってしまう。 内容についていえば、私は社会学についてド素人なのだけれども、「社会学ってこういうのを探究する学問なの?」と...

 取り敢えず、文章が読みやすいようで読みづらかった。文章それ自体は分かりやすいのだけれども、です・ます調と、だ・である調が混在しているため、文章を読むリズムが狂ってしまう。 内容についていえば、私は社会学についてド素人なのだけれども、「社会学ってこういうのを探究する学問なの?」といささかがっかりしてしまった。 本当に社会学がこういう学問なのか、それとももっと奥深い問題意識が隠されているのかは必ずしも(今の私の段階では)分からないけれども、知的好奇心を呼び起こされる類の書物ではなかっ

文庫OFF

2024/08/13

出版と共に読み、更に何年か後に再読した。 合わせて「現代社会の存立構造」「人間解放の理論のために」も再読。 本書は、薄い新書だが、その奥深さに驚かされる。 社会学について語りながら、彼のマルクス理論を換骨奪胎した若き著作「現代社会の存立構造」という骨太の仕事にまったく触れていな...

出版と共に読み、更に何年か後に再読した。 合わせて「現代社会の存立構造」「人間解放の理論のために」も再読。 本書は、薄い新書だが、その奥深さに驚かされる。 社会学について語りながら、彼のマルクス理論を換骨奪胎した若き著作「現代社会の存立構造」という骨太の仕事にまったく触れていないことに、見田の転回(「気流のなる音」)を思う。 彼にとって、「存立構造」という仕事は、上に登るための梯子に過ぎなかったのだ。 登り終わったら、梯子は投げ捨てる。 そんな、彼の生き方を思わせる。 見田は、社会学という学問で、二つの課題に取り組んだ。 ひとつは、ニヒリズムの問題であり、もうひとつはエゴイズムの問題だ。 何と青春か、と言う勿れ。 人生の永遠の課題を、社会科学で解決しようとした者など、誰もいなかった。 「死とニヒリズムの問題系」を解決したのが、「時間の比較社会学」だ。 そして、 「愛とエゴイズムの問題系」に決着をつけたのが、「自我の起源」だ。 本書を読むと、この二つの主著に対する絶対の自信が感じられる。 「自我の起源」で明らかにされた、生命の驚くべきあり方(共生)が、新たな時代の根幹的人間観となる。 軸の時代(紀元前5世紀頃の哲学の興隆期)の思想•宗教が、唯一残した課題、それが関係の絶対性だ。 未来構想の中でその積み残し課題を解決しようという決意が漲っている。

Posted by ブクログ

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