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黒いカクテル 創元推理文庫
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黒いカクテル 創元推理文庫

ジョナサンキャロル【著】, 浅羽莢子【訳】

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黒いカクテル 創元推理文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 2006/07/14
JAN 9784488547103

黒いカクテル

¥792

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

ダークファンタジー作…

ダークファンタジー作家による短編集。長編も良いが短編も最高。

文庫OFF

2017/05/27

ん~、どこに着地するのかわからない。そういう意味では面白い作品集ではあります。 それと個人的に、著者自身もそうなのかもしれないけど、学生時代はいわゆる陽の当たらない存在だったのかなと感じさせる部分が(登場人物の回想場面を読んでたりすると)多々あり、それは同じだったので(笑、ものす...

ん~、どこに着地するのかわからない。そういう意味では面白い作品集ではあります。 それと個人的に、著者自身もそうなのかもしれないけど、学生時代はいわゆる陽の当たらない存在だったのかなと感じさせる部分が(登場人物の回想場面を読んでたりすると)多々あり、それは同じだったので(笑、ものすごく共感した。 学生時代、スポットライト浴びてる人たちっていたよね。それをまぶしく見ていた自分は、この作品集での主人公たちの気持ちに入り込みやすかった。 ただ、本当に話は思わぬ回転(どんでん返しとは違う)を繰り返した後、着地する…どころか…そんなところへ行っちゃうの?という話ばかりです。 だから合理的解決を求めて読みはじめると肩透かしをくらいます。私自身はそういう話は苦手なので、でも上記の学生時代の回想とかにモロ共感したので☆3つとしました。

Posted by ブクログ

2013/10/21

「パニックの手」に比べると、文章が散漫で少し物足りなかったかなぁ。 でも、どのお話もブラックで悪意に満ちていて。 あぁ、ジョナサン・キャロルのこういう所が好きなんだと実感します。 特に気に入っているのは「いっときの喝」。 家に心が宿ってしまうお話。ちょっぴり悲しいファンタジーで...

「パニックの手」に比べると、文章が散漫で少し物足りなかったかなぁ。 でも、どのお話もブラックで悪意に満ちていて。 あぁ、ジョナサン・キャロルのこういう所が好きなんだと実感します。 特に気に入っているのは「いっときの喝」。 家に心が宿ってしまうお話。ちょっぴり悲しいファンタジーです。 32歳の記憶を持ったまま学生時代に戻る夢を見る「卒業生」も良い。 最後のオチがブラックで秀逸ですね! 病気の息子のために物語を書く父親のお話「フローリアン」。 しかしその息子が死んでしまい…これも最後のどんでん返しが好き。

Posted by ブクログ

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