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木槿の咲く庭 スンヒィとテヨルの物語
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木槿の咲く庭 スンヒィとテヨルの物語

リンダ・スーパーク【著】, 柳田由紀子【訳】

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木槿の咲く庭 スンヒィとテヨルの物語

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2006/06/30
JAN 9784105052218

木槿の咲く庭

¥1,980

商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

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2026/07/09

第二次世界大戦中の朝鮮人に対する「創氏改名」を10歳のスンヒィと13歳のテヨルの兄妹の目をとおして描く。 母国語も名前も取り上げられ、庭の木槿さえ伐らなければならない(この物語では密かに守られるが)とはどれだけ辛い状況かと思う。 韓国旅行中、親切なご高齢の方に(日本語が通じたの...

第二次世界大戦中の朝鮮人に対する「創氏改名」を10歳のスンヒィと13歳のテヨルの兄妹の目をとおして描く。 母国語も名前も取り上げられ、庭の木槿さえ伐らなければならない(この物語では密かに守られるが)とはどれだけ辛い状況かと思う。 韓国旅行中、親切なご高齢の方に(日本語が通じたので)助けられたことがあった。その時、知識としては「創氏改名」を知っていたが、この本を読んで、改めてあの方の子ども時代に思いを寄せた。

Posted by ブクログ

2026/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

韓国併合から第二次世界大戦の終戦まで、日本に占領されていた朝鮮半島のごく普通の家族の暮らしを描く本作品は、「モギ」で有名なリンダ・スー・パークによって書かれた。 彼女は韓国系アメリカ人の二世。モギがとてもよかったので、気軽に読み始めてしまったが、中身は重かった。言葉や名前や国旗、国の木を奪われるという事の意味をきちんとわかっていなかったと痛感した。 日本は何でも奪っていくという10歳のスンヒィの言葉。ものすごく責められているわけではないのだが、胸に刺さる。 北に連れて行かれたという叔父さんも最後まで行方知れずで、続きを読みたくなる。 あまりにも悲惨な事は描かれず、読みやすい。ラストで、テヨルの事が描かれて、ホッとした。 私たちは歴史をもっと知らなくてはいけない。

Posted by ブクログ

2026/06/27

日本統治下の朝鮮で暮らすキム・テヨルとスンヒィ兄妹。二人の語りから当時の人々の生活が浮き彫りになっていく。 著者は『モギ:ちいさな焼きもの師』『ジュリアが糸をつむいだ日』のリンダ・スー・パークさん。この本も期待して読み始めた。 日本人は「朝鮮人は組織の長になれない」「授業は全て...

日本統治下の朝鮮で暮らすキム・テヨルとスンヒィ兄妹。二人の語りから当時の人々の生活が浮き彫りになっていく。 著者は『モギ:ちいさな焼きもの師』『ジュリアが糸をつむいだ日』のリンダ・スー・パークさん。この本も期待して読み始めた。 日本人は「朝鮮人は組織の長になれない」「授業は全て日本語」「日本の歴史や文化を学び、朝鮮語や朝鮮の歴史を教えてはならない」と理不尽な義務を課した。 そして、私たちの名前は奪われた…。 テヨル(13歳)は金山伸男に、スンヒィ(10歳)は 清子になる。新しい名前を数日で覚えさせられ、うっかり朝鮮語で友だちを呼んでしまったスンヒィは竹の笞で打たれる。決して涙を見せなかった彼女の怒りがどれほどのものだったか…読んでいて辛くなった。 漢字で日本語の特別賞を貰ったスンヒィは「チニルパ(親日派)だ」と学校の男の子らから石を投げつけられる。「漢字は元もと中国からきたもので、漢字を一生懸命勉強することは祖先の伝統を尊ぶ」ことだと教えた父親が偉い。 お米がなくなった。木槿(むくげ)の木は掘り起こされ焼かれる。最後の一本を隠したオモニ(母さん)は「民族の花を絶えさせてはならない」と強い矜持を持つ女性だと思った。 韓国系アメリカ人二世の著者が、ご両親の子ども時代の話を元にして書いたフィクション。時代背景からストーリーに違和感を感じることはなかったが、特攻隊に朝鮮人が志願した話には正直驚かされた。 印刷屋の叔父さんが魅力的な人物で、彼を主人公にした物語も書いて貰いたい。不穏な世界情勢の今だからこそ、読んでほしい一冊です。☆4.5

Posted by ブクログ

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