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親指Pの修業時代 新装版(上) 河出文庫
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親指Pの修業時代 新装版(上) 河出文庫

松浦理英子【著】

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親指Pの修業時代 新装版(上) 河出文庫

946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/河出書房新社
発売年月日 2006/04/20
JAN 9784309407920

親指Pの修業時代 新装版(上)

¥946

商品レビュー

3.8

30件のお客様レビュー

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2010/05/28

どんな思春期をおくっ…

どんな思春期をおくったら、こんな発想が体内から出てくるのでしょうか。右足の親指だけ、というところがまた心憎い。しかしこの作品の特筆すべきところは、主人公が性と性愛、快楽について深い考察を試みていることであって、決して身体的な畸形を主題においている訳ではないように思います。性交、む...

どんな思春期をおくったら、こんな発想が体内から出てくるのでしょうか。右足の親指だけ、というところがまた心憎い。しかしこの作品の特筆すべきところは、主人公が性と性愛、快楽について深い考察を試みていることであって、決して身体的な畸形を主題においている訳ではないように思います。性交、むしろ「特殊」にカテゴライズされる性交の描写も多々ありますが、全く濁った印象を与えないのも、個人的には気に入りました。

文庫OFF

2009/12/14

衝撃作

ある夕暮、昼寝から目覚めたら足の親指がペニスになっていた。突拍子もない設定、アンダーグラウンドな見世物一座……アブノーマルな性を扱いながら、そもそも性的快楽とは何か?を問うた衝撃作。

やま

2024/12/22

【2024年220冊目】 ある日目が覚めると、親指が男性器になっていた――。共に会社を立ち上げた友人の死後、なぜか身体が変化してしまった一実。これは一体なんなのか。一つの変化が、一実の人生に大きな変化を巻き起こす。親指Pはどこへ行く? 上巻を読み終わった感想としては「一体何を読...

【2024年220冊目】 ある日目が覚めると、親指が男性器になっていた――。共に会社を立ち上げた友人の死後、なぜか身体が変化してしまった一実。これは一体なんなのか。一つの変化が、一実の人生に大きな変化を巻き起こす。親指Pはどこへ行く? 上巻を読み終わった感想としては「一体何を読まされているんだろう」という…。奇抜な話で、性器を題材にしているので、主にそれ系の話が続くものの、官能小説とは違うんだろうなと思わされる、どこかドライな不思議さ。これ、同じ質量と下巻でも向き合わなきゃいけないのかという、若干げんなりした部分もありつつ、話の行き着く先が全く予想できないので、ちょっぴり楽しみだったりもします。 親指に男性器を持っていても、一実の思考は平常というか、普通と言われる人達の方がどここ狂っているというか。よくよく考えると、性器ひとつでここまでファンタジーさも持たせながら話が続いていくのって、すごいことなのかもしれない。

Posted by ブクログ