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風に舞いあがるビニールシート
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風に舞いあがるビニールシート

森絵都(著者)

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風に舞いあがるビニールシート

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2006/05/30
JAN 9784163249209

風に舞いあがるビニールシート

¥1,540

商品レビュー

3.8

367件のお客様レビュー

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2010/01/19

タイトルが印象的

第135回『直木賞』受賞。 6つの短篇に出てくる人たちは、皆、大切なもの・・・何よりも守りたいものを持ってしまった人間だ。 不器用で不恰好な生き方を貫く先に見えるもの・・・それは、お金でも名誉でもない。

abtm

2026/05/12

人は、綺麗だから誰かを求めるんじゃない。 寂しくて、怖くて、消えてしまいそうだから、誰かとの繋がりを求める。 『器を探して』も、『風に舞いあがるビニールシート』も、私はそんな物語に感じた。 お金があれば幸せになれるのか。でも、お金がなければ苦しくなることもある。 「幸せは...

人は、綺麗だから誰かを求めるんじゃない。 寂しくて、怖くて、消えてしまいそうだから、誰かとの繋がりを求める。 『器を探して』も、『風に舞いあがるビニールシート』も、私はそんな物語に感じた。 お金があれば幸せになれるのか。でも、お金がなければ苦しくなることもある。 「幸せはお金では買えない」けれど、「お金がないと守れない幸せもある」 そんなことを考えた。 高則は価値を“値段”で見ようとする。けれど弥生は、「そのお金で誰を幸せにできるの?」という感覚を持っていたのが印象に残った。 人を好きになるのも、安心できる場所を探すのも、理屈だけでは説明できない。 エドの孤独、里佳の手放せない想い、そして弥生の揺れる気持ち。 みんな、“自分が落ち着ける場所”を探していた気がした。 最後に出てきた30万円の器も、値段そのものではなく、そこに流れる空気や、土のぬくもり、触れた時の安心感に価値があったのかもしれない。 土って、ひんやりしていて、でもどこか優しい。 火照った心を静かに冷ましてくれるような、そんな温度を感じた。 誰かに繋ぎ止めてほしい。でも、本当に探していたのは、“自分の心が安心して戻れる場所”だったのかもしれない。

Posted by ブクログ

2026/04/26

第135回直木賞受賞作 6つの短編集 揺るがない信念を持つ人達の話 美しくも、時には奇妙にも見えるが、 当人にとって何が大切かは 他人が測れるものではない 各話に世界観が一変するような 鮮やかな起伏があり、 更に、幅と深みが凄く大きくて 片時も飽きさせなかった 【器を探して...

第135回直木賞受賞作 6つの短編集 揺るがない信念を持つ人達の話 美しくも、時には奇妙にも見えるが、 当人にとって何が大切かは 他人が測れるものではない 各話に世界観が一変するような 鮮やかな起伏があり、 更に、幅と深みが凄く大きくて 片時も飽きさせなかった 【器を探して】 ゴール直前で急に予期せぬ方向へ行って 唖然とした 【犬の散歩】 犬を飼ってる人は特に刺さるかも 若干、会話に陳腐さを感じるが それでもかなり良かった! キザっぽいやりとりも逆に良かった 【守護神】 教室での2人のやり取りが アニメの「氷菓」と「小市民」と 「物語シリーズ」を足して3で割ったような 雰囲気があって好き 【鐘の音】 最初は退屈だったが、豹変した 本人は至って真面目だけど、 捉えようによっては、変態です だけどそこから更に変化して 好きな話の一つになった 【ジェネレーションX】 そう変化してきましたか〜 いい話だった 【風に舞いあがるビニールシート】 話し合えば話し合うほど、 溝が深まっていく経験を したことがあるからよくわかる 譲れないものと価値観と妥協のせめぎ合い この話が執筆されたのが、2005〜2006あたり 読んだのが2026 世界は当時よりひどい状況になってるのも 考えさせられた

Posted by ブクログ

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