商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 1999/01/25 |
JAN | 9784480816061 |
- 書籍
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老人力
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老人力
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
ほぼ日の、南伸坊さんが登場するコンテンツなどで話題にのぼったりして気になっていた赤瀬川原平さんのエッセイ。昭和の頃は「ボケ」とか「痴呆」とか言われそののち「認知症」と呼ばれるようになった症状(個人的には「認知障害」という言い方の方がしっくりきます)に続く道の途上にある我々対して、...
ほぼ日の、南伸坊さんが登場するコンテンツなどで話題にのぼったりして気になっていた赤瀬川原平さんのエッセイ。昭和の頃は「ボケ」とか「痴呆」とか言われそののち「認知症」と呼ばれるようになった症状(個人的には「認知障害」という言い方の方がしっくりきます)に続く道の途上にある我々対して、ちょっと先をゆく先達として、いやいやそんなに悲観的にばかりなることじゃぁないよ、確かに弱体化する一面もあるのだけれど、その一方で大変自由に伸びやかな世界が広がっているのだよ馬鹿にしたもんじゃぁないよ、と、実感をもってゆるやかに綴っておられます。時折挟まれている路上観察による写真も、じんわりした味わいがあって、大変満足して読了しました。そして素早く『老人力2』を図書室から借り出してきました。
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ところどころ、ふふっとなる。しかしこれも老人力ゆえか、ひとりよがりなところもあり、ちょっと退屈する場面もあった。巻末のインタビューは秀逸。究極の現場は戦争。やっちゃ困るけど、過酷な体験は必要。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
若い人にはパワーあるんだろ、がんばれや、とどやしつけるじーさん、ばーさんが、弱くなったのは老人力が高まったからだよ、なんて開き直りされると困る。ほんと困る。若者の無気力を肯定的に捉ええるのと同じ理屈なんでね。
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