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考えるヒト ちくまプリマーブックス101
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2006/04/20 |
JAN | 9784480042019 |
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考えるヒト
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
相変わらず痛快な語り口の養老孟司、2009年の本。 脳と心と意識の関係を一つ一つ。。。 養老孟司風に紐解く。 夫が側から「読んだら次読ませて、、」 面白い話が、 日本人の脳は日本語で特殊な使い方を。 感じは音読みと訓読みがありますね、あれって 西洋人にはない場所で脳が働いてるん...
相変わらず痛快な語り口の養老孟司、2009年の本。 脳と心と意識の関係を一つ一つ。。。 養老孟司風に紐解く。 夫が側から「読んだら次読ませて、、」 面白い話が、 日本人の脳は日本語で特殊な使い方を。 感じは音読みと訓読みがありますね、あれって 西洋人にはない場所で脳が働いてるんですって。 だから、日本人は話すよりもまず、読んじゃう! だから、英語を習得しにくい、、ってより 養老さんは、日本人はすごいんだぞ、と。
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幼いころ、「脳のしくみが自分でわかっていないのに、 その脳を使っていろいろ考えてるんだよな……それでそのことをまた脳が考えてる……」とかぐるぐる考えてた。その答えがちょっと見える本。
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若い方にむけて書かれた『唯脳論』の解説である。 意識は脳の働きである。脳化された都市社会では意識に重点が置かれる。 しかし、人間は脳だけではない。身体を持っている。持っているというのも変で身体そのものが人間であるとも言える。 ただ身体があるだけでは生きていけない。外界との接触、相...
若い方にむけて書かれた『唯脳論』の解説である。 意識は脳の働きである。脳化された都市社会では意識に重点が置かれる。 しかし、人間は脳だけではない。身体を持っている。持っているというのも変で身体そのものが人間であるとも言える。 ただ身体があるだけでは生きていけない。外界との接触、相互浸透が必要である。 意識については今のところあらかた片がついた。話しの順序で次は身体になるようだ。 養老さんは身体は無意識だという。身体活動は意識して成り立っているものではない。意識などしなくても現に存在し呼吸し心臓は動き内蔵は機能している。 脳化が進んで意識にばかり重きを置き過ぎると脳は平気で身体を無視する。過労死などもそういうことではないだろうか。だから、無意識は反逆を起こす。 意識偏重による問題がいくつか提示されているが、そのなかでも意識偏重の社会が未来を溶かし子どもたちから未来を奪い去っているという指摘には、ぞっとしてとても申し訳ない気持ちになった。なんとか生き抜いて欲しい。 Mahalo
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