1,800円以上の注文で送料無料

大菩薩峠(11) ちくま文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-07-05

大菩薩峠(11) ちくま文庫

中里介山【著】

追加する に追加する

大菩薩峠(11) ちくま文庫

946

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 1996/05/25
JAN 9784480032317

大菩薩峠(11)

¥946

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/07/01

いつ頃世に発表されたのかよく分かりませんが、幕末前後の人物の、とりわけ勝に対する酷評と小栗の高評価は多分何か意味あるんでしょうな。それに加えて尾張(愛知あるいは年魚市)のくだり、時代を行ったり来たりで更にのらりくらり感が増しとります。 まぁ小栗の扱いなど、何か斜に構える人物の典型...

いつ頃世に発表されたのかよく分かりませんが、幕末前後の人物の、とりわけ勝に対する酷評と小栗の高評価は多分何か意味あるんでしょうな。それに加えて尾張(愛知あるいは年魚市)のくだり、時代を行ったり来たりで更にのらりくらり感が増しとります。 まぁ小栗の扱いなど、何か斜に構える人物の典型って感じである意味無邪気な作家だなと思わなくもなく。

Posted by ブクログ

2013/08/30

ちびちび読み進めている大菩薩峠の、ようやく11巻。時代かな、路銀の都合で寄道せざるを得なくなったり、元気だったはずの人に何かがとりついたかのように変わってしまったり。でもそれが普通の時代で自分の財布だけでなんとかできる人は少なかったり、だからこそできる縁があったり、今よりこの時代...

ちびちび読み進めている大菩薩峠の、ようやく11巻。時代かな、路銀の都合で寄道せざるを得なくなったり、元気だったはずの人に何かがとりついたかのように変わってしまったり。でもそれが普通の時代で自分の財布だけでなんとかできる人は少なかったり、だからこそできる縁があったり、今よりこの時代に生きてた人の方が人に頼るのもうまかったし、頼りやすくもあったんじゃないかな、とか思いました。もちつもたれつって、もっと今の時代でもうまくやれる気がしてきました。

Posted by ブクログ