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フーコー・コレクション(1) 狂気・理性 ちくま学芸文庫
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フーコー・コレクション(1) 狂気・理性 ちくま学芸文庫

ミシェルフーコー【著】, 小林康夫, 石田英敬, 松浦寿輝【編】

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フーコー・コレクション(1) 狂気・理性 ちくま学芸文庫

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2006/05/10
JAN 9784480089915

フーコー・コレクション(1)

¥1,650

商品レビュー

5

5件のお客様レビュー

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2023/02/03

この一冊だけでフーコーに魅了されるとは思わなかった。 「狂人」というものを、社会的制度と歴史の変遷から思考する。歴史家や哲学者、精神分析者や心理学者、ひいては文学まで、多種多様な視点を抱合した上で解答を導く、まさに20世紀の思想家。 中世の魔女狩りや異端審問を狂人に繋げるあたり最...

この一冊だけでフーコーに魅了されるとは思わなかった。 「狂人」というものを、社会的制度と歴史の変遷から思考する。歴史家や哲学者、精神分析者や心理学者、ひいては文学まで、多種多様な視点を抱合した上で解答を導く、まさに20世紀の思想家。 中世の魔女狩りや異端審問を狂人に繋げるあたり最高でした。

Posted by ブクログ

2015/05/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

哲学が担ってきた、社会や文化を拘束する「原理的選択」を19世紀以降は、科学や政治学や言語学、文学が担うようになった。

Posted by ブクログ

2013/12/09

現代社会的体制の原理的選択、それをわたしは経済と科学の合理性に定めそれ以外の人間諸学に対峙させてきたつもりである。フーコーを読むということは、その奥であると同時にその先という、真にラディカルな思索体験である。 言葉、狂気、性……政治、権力。素材は生々しく、何人にもその拘束が粘液の...

現代社会的体制の原理的選択、それをわたしは経済と科学の合理性に定めそれ以外の人間諸学に対峙させてきたつもりである。フーコーを読むということは、その奥であると同時にその先という、真にラディカルな思索体験である。 言葉、狂気、性……政治、権力。素材は生々しく、何人にもその拘束が粘液のごとくからみつく。 それらをいかに転倒させるか。問題は思考である。知の形である。 デモではない。

Posted by ブクログ

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