商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社/青土社 |
発売年月日 | 2006/06/15 |
JAN | 9784791762712 |
- 書籍
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グラウンド・ゼロと現代建築
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グラウンド・ゼロと現代建築
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★すごく不謹慎なんだが……飛行機が突っ込んだあの瞬間、ワシら衝撃を受けながらも心のどこかでビルの倒壊を予感し、倒壊するのが当然だと思ってなかっただろうか? いったん致命的な亀裂の入った物は完膚なきまでに破壊し尽くされるのが当然の帰結であり、「お約束」なんだと。 そしてそう思った...
★すごく不謹慎なんだが……飛行機が突っ込んだあの瞬間、ワシら衝撃を受けながらも心のどこかでビルの倒壊を予感し、倒壊するのが当然だと思ってなかっただろうか? いったん致命的な亀裂の入った物は完膚なきまでに破壊し尽くされるのが当然の帰結であり、「お約束」なんだと。 そしてそう思った人の多くは、あの映像を目にした瞬間、「まるで映画のようだ」と感じていたに違いないと思うんだが……。 そんなワシらの麻痺しきった感覚がこわい。 そこで何が起きたか。そこに如何なる理由が横たわっているのか。そうしたことに思いを寄せ、他者に同じ辛酸を舐めさせることのないように。故に、この跡地に建てられるものは「墳墓」でなければならなかったのかもしれない。 「フリーダム・タワー」っていうネーミングには、いささか欺瞞を感じざるを得ないものもあるんだけど……。
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