商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2006/04/12 |
| JAN | 9784480033130 |
- 書籍
- 文庫
オセロー
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オセロー
¥1,034
在庫なし
商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
もしイアーゴーが現代…
もしイアーゴーが現代日本に存在していたら、その頭の回転の速さと人心掌握の才能で、島国一国程度すぐに手中に収めてしまうんじゃないでしょうか。あの怜悧さが別の方向で発揮されていたらなと、愚にもつかないことをつい考えてしまいます。まぁ彼がヒーローでないからこそ、悲劇としてこの作品は成立...
もしイアーゴーが現代日本に存在していたら、その頭の回転の速さと人心掌握の才能で、島国一国程度すぐに手中に収めてしまうんじゃないでしょうか。あの怜悧さが別の方向で発揮されていたらなと、愚にもつかないことをつい考えてしまいます。まぁ彼がヒーローでないからこそ、悲劇としてこの作品は成立するのですが。しかし相変わらず(というのもおかしな話ですが)、シェイクスピアは人間の心の機微を描くのがとても巧い。人間って何世紀経っても、強さと脆さを飼い馴らしつつ、生きなければならないようです。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
堂々とデズデモーナさんに「悪口だけが私の取り柄」と言うイアーゴー。騙す側の彼が「特技は悪口だ」と公言してるのは意外だ。オセローもデズデモーナさんも身分のある人だから、誠実なフリをして近づく悪党には慣れているのかな。だからむしろ悪口が得意なんて言うイアーゴーが正直に見えるのかも。もしくは道化みたいで接するときに警戒心が薄くなるのかも。 しかし「正直」という言葉がしょっちゅう出るね。オセローはイアーゴーを正直と言いすぎ。だから心の内では彼を疑ってるのかなとも思う。後戻りできないから正直だと信じようとしてる、みたいな。 面白いくらい鮮やかに騙されていくので、ラストを見るまでは悲劇か喜劇か分からない感じがした。これは興味深い発見だ。 読みながら私は何度もシェイクスピアの喜劇『ウィンザーの陽気な女房たち』を思いだしていた。(イアーゴーがロダリーゴーを刺した後、芝居がかった喋り方するのも、実はちょっと面白かった) もし誰も死ななければ悲喜劇カテゴリになった作品かもしれない。 シェイクスピア作品はジャンルに縛られない魅力がある。 松岡和子さんの「デズデモーナさんは若い女の子」説はかなり濃厚だと私も思う。第二幕第一場のイアーゴーのセリフに、オセローとデズデモーナさんは年齢の釣りあいが取れていないと明示されているし。(角川版の訳も年齢差へ言及した訳だった) 若いのに狡猾、というセリフもあるね。 年の差の悲劇と言えるかもしれない。
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旗手イアゴーの策略により、将軍オセローが妻デズデモーナに特大嫉妬&憎悪する話 オセローに信頼されているイアゴーの反逆 妻デズデモーナに憎悪の念を抱くように仕向ける 浮気の物的証拠は“ハンカチ” 怒り狂うオセローはついに潔白の妻を殺害 ブチ切れまくるオセローがおもしろい 特に第4幕 第1場のくだり最高
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