商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/光文社 |
発売年月日 | 2006/10/11 |
JAN | 9784334741341 |
- 書籍
- 文庫
悪の華
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悪の華
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
シチリアマフィアのドンの息子、ガルシアの話。600ページを超える長編で、全ては最後の100ページのためという感じ。ここからのクライマックスが最高に興奮する。大袈裟ではなく本当に手に汗を握った。 あと新堂作品には必ずといっていいほど小心者の面白いキャラクターが登場して笑わせてくれる...
シチリアマフィアのドンの息子、ガルシアの話。600ページを超える長編で、全ては最後の100ページのためという感じ。ここからのクライマックスが最高に興奮する。大袈裟ではなく本当に手に汗を握った。 あと新堂作品には必ずといっていいほど小心者の面白いキャラクターが登場して笑わせてくれるのも良い。(今回は片桐。笑)三部作という事なので早速続編を読んでみようと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この物語はわたしにとってどストレートに響いた・・・。 イタリアンのシチリアマフィアのドンの息子ガルシアが主人公。そのガルシアの一年と少しの物語。 切なくなる場面が多々あった。 戦いの前夜のマスミとのシーンがとても胸に響いた―。 『しゃっくり上げ,頷くマスミ―眼を閉じ,微かに顎を突き出した。ガルシアの顔を両手でなぞりながら,ゆっくりと唇を近づける。 唇が触れ合う瞬間―ガルシアは腰を浮かし,マスミの額にキスをした。』 マフィア同士のハンドガンで戦いの描写もよかった。一気に読み進めてしまった。 ガルシアの日本での仲間,久慈,長尾,そして竜崎。とても個性的でとても美しかった。 宿敵である不破の言動・行動はまさに孤高の狂犬。不破は不破でとても美しかったとわたしは思う。 新堂先生・・・,わたしにとってこの作品は最高でした。
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新堂作品のグロさにやられつつも、 時にこういったちょっとストイックな素敵な作品に出会えると嬉しい。 実はこの続きの「聖殺人者」から読んでしまい、 これが3部作だったと知ってあわてて読んだ。 いつもの新堂節のえぐさもありつつ、イタリアンマフィアと言う設定のせいか? ややトーンがス...
新堂作品のグロさにやられつつも、 時にこういったちょっとストイックな素敵な作品に出会えると嬉しい。 実はこの続きの「聖殺人者」から読んでしまい、 これが3部作だったと知ってあわてて読んだ。 いつもの新堂節のえぐさもありつつ、イタリアンマフィアと言う設定のせいか? ややトーンがスマートで、読みやすかった。
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