くすりの裏側 これを飲んで大丈夫？ 集英社文庫

堀越勇【著】

• 販売会社／発売会社: 集英社/集英社
• 発売年月日: 2006/09/19
• JAN: 9784087460827

商品レビュー

2016/05/15

日本のくすりが諸外国に比べ、実証試験が不十分であるものがある事、また、広告等で効能を過剰宣伝しているものが多い事、くすりの不用意な飲み合わせは副作用を引き起こす事などとてもためになった。
健康の基本は正しい食生活、風邪の基本は身体を温めて寝ることが一番とよく分かった。

2009/12/22

世界中で、めまぐるしく新薬が誕生する現代。健康に関する情報が乱れ飛び、薬の評価も日々変化している。具合が悪くなると、つい頼りにする薬だが、実は安全ではないものを飲んでいるとしたら…。種類や飲み合わせの非常識でおこる危険、研究で判明した新たな薬害など、自らの身体を自分で守るために必要な知識満載。薬の功罪を知り尽くした薬学界の名誉教授が明かす衝撃の事実。

とても勉強になります。
ただ、専門用語というか聞きなれない言葉はさておき、専門家がいうことだからとか、それをやったほうがいいとか、飲んだほうがいいとか本当に思っているのかどうか？？
というのは疑問のところは多々ありますよね。
業者との癒着やお金のことなど。。。
消費者も自分で学び判断していかなくてはならないし、そうできる環境になってきたということですね♪

2008/01/12

薬学の立場から、世の中に流通している薬について批判的意見を中心として述べている本。
3ページ程度の読みきりなので、どこから読んでも大丈夫です。

ただ、あまりに専門用語が多すぎて、ほとんど意味がわかりませんでした。成分や学説については読み飛ばして、簡単なサマリーをして結論だけを拾ってしまう方が読めるかもしれません。

大衆に読んでもらいたいと思うのならば、もっと優しく、読みやすくする工夫が必要なのではないでしょうか。いずれにせよ、専門用語が難解すぎて、読んでいて頭が痛くなります。