商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/10/07 |
JAN | 9784120037733 |
- 書籍
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パリの秘密
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パリの秘密
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商品レビュー
3.5
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パリに居座るゲニウス・ロキ(地霊)は、多くの秘密を生む。ゲニウス・ロキがそこに住んだ人々の精神や感情と結びついて、不思議な混淆を成し、その混淆が有形・無形のオブジェとなって、後々まで残るのだ。パリでは、どんな無名の通りのちっぽけな建物でも、かならず秘密がある。この秘密が、遊歩者を...
パリに居座るゲニウス・ロキ(地霊)は、多くの秘密を生む。ゲニウス・ロキがそこに住んだ人々の精神や感情と結びついて、不思議な混淆を成し、その混淆が有形・無形のオブジェとなって、後々まで残るのだ。パリでは、どんな無名の通りのちっぽけな建物でも、かならず秘密がある。この秘密が、遊歩者を惹きつけてやまないのである。時を超え、“フランスの達人”がすくい上げる、夢の残り香―。(帯) パリに興味のある方、もしくは旅行に行こうという方にはとても参考になる一冊だと思います。 …そこから外れてしまうと、ちょーっと退屈かなぁ、と。
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パリの街のあれこれが、キュッとまとめられギュッと詰め込まれていて楽しい一冊。これを読むとパリを散策したくなること請け合い。 本の中にパリの地図を挿入して欲しかったなと思ったり、フランスの歴史や文学、芸能に詳しければより一層楽しめるのかもとも思いました。でも知らない世界を知る喜びを...
パリの街のあれこれが、キュッとまとめられギュッと詰め込まれていて楽しい一冊。これを読むとパリを散策したくなること請け合い。 本の中にパリの地図を挿入して欲しかったなと思ったり、フランスの歴史や文学、芸能に詳しければより一層楽しめるのかもとも思いました。でも知らない世界を知る喜びを味わえるのです。 そして、この本にも秘密が…
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2003年から3年間、東京新聞に連載された記事をまとめたもの。 鹿島さんのパリのあれこれエッセイ集なので、フランス文学好き!&パリ好き!にはたまらない一冊です。 右岸左岸を行ったり来たり、季節の風物詩や、歴史、通り、広場、塔、バルザックやラシーヌなどの作家やその他の芸術家たち...
2003年から3年間、東京新聞に連載された記事をまとめたもの。 鹿島さんのパリのあれこれエッセイ集なので、フランス文学好き!&パリ好き!にはたまらない一冊です。 右岸左岸を行ったり来たり、季節の風物詩や、歴史、通り、広場、塔、バルザックやラシーヌなどの作家やその他の芸術家たち、 スタイリッシュで知的な話がいっぱい。 パリで一番道幅が狭い「魚捕りをする猫の通り」のことや、日本製のフランス人形のこと、モンマルトルの穴場・・・ やはり、パリを楽しんだことがある読者の方が楽しめるのかもと思うが、 パリを知らない人にもパリへの好奇心を覚えさせることだろう。 パリといえば、 セーヌ、エッフェル塔、オペラ座、バスチーユ広場、ルーブル美術館、サクレクール寺院、ノートルダム寺院、 訪れたことのない人でもこれくらいは、パパッと浮かぶ。 パリに何日か滞在すると、 パリといえば、 の思い浮かぶことがたくさん増える。 そんな恋しいパリを、鹿島さんの本はぐぃっと近くに引き寄せてくれる。 それは、鹿島先生がこよなくパリを愛しているからであり、私もパリを愛する読者であるからだと思う。 鹿島さんは、パリといえば、を エッフェル塔とマロニエと敷石だという。 本書の題名は、あとがきに書かれている パリはどんな無名のちっぽけな建物でも、かならず秘密がある。この秘密が、遊歩者を惹きつけてやまないのである。 という発想から命名されたらしい。 連載中は、パリに年に3.4回足を運んでいたという。 鹿島さんがセーヌの風をふんわり閉じ込めた一冊となっている。
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