商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社/扶桑社 |
発売年月日 | 2006/08/30 |
JAN | 9784594052126 |
- 書籍
- 文庫
誘惑のシーク
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誘惑のシーク
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商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
漫画版(さいとうちほ)から気になって読みました。 イスラム圏文化が中途半端だとか、ご都合主義と言えばそこまでですが、スリルと冒険と愛のロマンに仕上がっています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
砂漠のシークものが大好きで、何か面白い本がないかと探していたところ、本書に出逢いました。 ベルベル族の族長の娘ザラがモロッコのスルタンに仕えるシーク、ジャマールに攫われたところから話は始まります。 スルタンの前に捕虜として連行されたザラは反抗的態度ゆえに処刑されるところ、ジャマールに救われ、彼の奴隷としてハーレムで仕えることになりました。 最初はシークに猛烈な敵意を燃やしていたザラですが、次第に凜々しく果敢ながら本当は優しいジャマールに惹かれてゆきます。またジャマールもザラにひとめ惚れでした。 相思相愛だと判ってからも、様々な障害が二人に降りかかります。 最後は安心のハッピーエンドとなるも、ザラは慣れ親しんだ生まれ故郷、灼熱の国を離れ、スルタンから逃れるためにジャマールと彼の母の故国であるイギリスに渡ることになりました。 ちょっと気になるのは、主役の二人の心理描写を丁寧に描いているにも拘わらず、最後の最後でジャマールの母侯爵夫人の夫、つまりジャマールの父を殺したのがザラの父ユセフだという衝撃の事実がいきなり明らかになったことです。 それで侯爵夫人が最初はザラを夫の敵として受け入れられないというのですが、何かいきなりすぎるような気が、、、 ジャマールにしてもザラが仇の娘だと知っていれば、二人が恋に落ちる設定がそうすんなりといかなくるから、「知らない」ことにしたのは判るのですが、この辺り、ちょっと出来すぎているかなと思いました。 ですが、とにかく面白い。 読み出したら止まらなくなるという評判はまさに真実で、そのとおりでした! 分厚い本にも拘わらず、最後まで少しも飽きることになく読めました。 日常を忘れてシークと砂漠のロマンスに耽りたい人にはお勧めの作品です。 それにしても、砂漠のシークでなおかつ母親がイギリス人貴族の混血、シークにしてイギリスに戻れば伯爵か公爵といったイケメン御曹司ーというのは、割と多い設定なのだなと改めて思い至りました。 砂漠の国でも、イギリスでも二カ国、二つの国のプリンスの肩書きを持つヒーロー。 初めて読む設定の作品ではないけれど、余計にわくわく感と期待感が増すような気がします。
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シークヒーローx部族長の娘ヒロイン ヒロインに一目ぼれでメロメロで ヒロインの為に何度もプライドを捻じ曲げて尽くしてる、 完全にタイプのヒーローなのになぜモヤモヤするのか。 それはきっとNo.1じゃないからだ。 ヒーローの住んでいた世界ではスルタンがゆるぎない王者で そ...
シークヒーローx部族長の娘ヒロイン ヒロインに一目ぼれでメロメロで ヒロインの為に何度もプライドを捻じ曲げて尽くしてる、 完全にタイプのヒーローなのになぜモヤモヤするのか。 それはきっとNo.1じゃないからだ。 ヒーローの住んでいた世界ではスルタンがゆるぎない王者で それは仕方の無いことなんだけれど それでも私はロマンスの世界でどうにもならない序列を見たくないんだな。 なおかつヒーローが紳士杉。 シークが「お嬢さん」「雌狐さん」とか言うの想像できないん。 そして前半、ヒロインが頑な過ぎてイライラ。 おまけに訳が直接過ぎてあまり好きじゃない。 あと最後の義母との件は蛇足じゃないだろうか。 逃げきってめでたしでいいじゃないか。
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