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飢餓同盟 新潮文庫
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飢餓同盟 新潮文庫

安部公房(著者)

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飢餓同盟 新潮文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2006/09/01
JAN 9784101121048

飢餓同盟

¥693

商品レビュー

3.5

44件のお客様レビュー

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2010/05/28

阿部公房は天才でしょ…

阿部公房は天才でしょう。「砂の女」「ともだち」ほど有名ではありませんが、こちらも作者の才気が溢れる作品です。

文庫OFF

2025/11/03

1954年に発表された、安部公房初の書き下ろし作品。 過去に温泉で栄えた山あいの地方都市、花園町。地震をきっかけに温泉は途絶え、今では雪に埋もれたさびれた町に。 キャラメル工事の主任・花井が中心となり、町内のよそ者たちが集結して結成された「飢餓同盟」。彼らは理想を叶えるための手段...

1954年に発表された、安部公房初の書き下ろし作品。 過去に温泉で栄えた山あいの地方都市、花園町。地震をきっかけに温泉は途絶え、今では雪に埋もれたさびれた町に。 キャラメル工事の主任・花井が中心となり、町内のよそ者たちが集結して結成された「飢餓同盟」。彼らは理想を叶えるための手段として、地熱発電所建設を計画します。 町内を支配しているそれぞれの派閥の間で立ち回り共倒れさせようとしたり、メンバーを繋ぎ止めようとなだめたり…とにかく走り回って画策しまくる花井が忙しい。引きながらもついて行くメンバー達のキャラも濃い。 とにかく花井がずっと尋常じゃないのと、メンバーの一人織木が体を張って地下を探る方法が…もう想像の範疇を超えてて頭が疲れてきます。(いい意味で) そして「まぁ、そうだよね…フー(脱力)」てな感じになるのですが… 読みはじめは「登場人物多〜」と思ったのですが、これは大丈夫でした。 ラストが異なるバージョンもあるとのこと。気になる〜

Posted by ブクログ

2025/05/06

1954年刊の書き下ろし。北日本の山あいの町で繰り広げられるドタバタ劇。山師と地熱発電、革命を目論む秘密結社、政治家どうしの利権争い……戦後数年経ったばかりの頃の地方の町なら、ありえたかもしれない。 登場人物はみな個性的、総勢25名のキャスト。紆余曲折の展開があるので、日曜劇場の...

1954年刊の書き下ろし。北日本の山あいの町で繰り広げられるドタバタ劇。山師と地熱発電、革命を目論む秘密結社、政治家どうしの利権争い……戦後数年経ったばかりの頃の地方の町なら、ありえたかもしれない。 登場人物はみな個性的、総勢25名のキャスト。紆余曲折の展開があるので、日曜劇場のような連ドラに仕立てたら、けっこういけるかも。 通俗小説のように書いてみるという作者の「実験」のようにも感じられる。哲学・文学・思想のニオイがないのもいい。もちろん、筋書きは緻密に計算されていて、細部ではいつもの安部公房らしさが顔を出す。たとえばギニョール人形劇が登場し(いわば劇中劇)、そこではシュールな展開があったりする。 冒頭は、降りしきる雪のなか、下りの最終列車から大きなトランクをもった男が降り立つシーン。ここで読者の心をつかまえ、最後まで一気に読ませる。後半が駆け足なのが少し残念。 (なお、新潮文庫版は改稿版。オリジナルとはエンディングが少し異なる。)

Posted by ブクログ