商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/04/10 |
JAN | 9784120037177 |
- 書籍
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ゆりかごで眠れ
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ゆりかごで眠れ
¥1,980
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商品レビュー
3.6
22件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
凄絶な少年時代を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。この日常に馴染めずも生きる、元刑事・若槻妙子。リキなしには生きていけない元浮浪児・カーサ。組織の中で歪み、すり潰されていく刑事・武田。ラティーノの殺し屋・パパリトとパト―。血と喧騒の中を、全速で駆け抜けた男達を描く感動巨篇。
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最初は面白さがわからなかったが、コロンビア麻薬マフィアのリキ・小林が魅力的に描かれ、いつの間にかぐっと物語に引き込まれた。
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少女カーサが出てくることで他の垣根小説と少し違うテイスト。他の方もゆっておられるが、子ども出すのずるい。その子どもの無意識のずるさは小説内にも出てきて、確かに興味深い話ではあるよね。南米からはじまり、日本で事件を起こすあたりお得意の感じでぐいぐい読ませます。普通の人に憧れるニヒル...
少女カーサが出てくることで他の垣根小説と少し違うテイスト。他の方もゆっておられるが、子ども出すのずるい。その子どもの無意識のずるさは小説内にも出てきて、確かに興味深い話ではあるよね。南米からはじまり、日本で事件を起こすあたりお得意の感じでぐいぐい読ませます。普通の人に憧れるニヒルな彼女や、何よりもクルマが大事な彼が出てくるあたりも垣根小説お馴染みの感じ。設定世界観すごくいいんですけど、シュッと終わってしまうのが勿体無い。南米編はすごくよかった。ブロッコリーとか石鹸とか歯磨きとかいいシーンに出てくるのがそうゆう日常の可愛らしいものなのが印象的。面白かったけど、すすめるならワイルドソウルだな。ワイルドソウルでハマった人は勝手に読むだろうし、そうゆう小説。垣根さんらしさは詰まってます!!
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