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犬のしっぽを撫でながら
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犬のしっぽを撫でながら

小川洋子【著】

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犬のしっぽを撫でながら

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2006/04/10
JAN 9784087813418

犬のしっぽを撫でながら

¥1,540

商品レビュー

3.9

32件のお客様レビュー

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2024/07/03

2006年に発行された小川洋子さんのエッセイ。 小川さんのエッセイを読むと、他作品が書かれたときのことや思いを知ることができるので、読みたい本が増えてしまう。 まずは数学者との出会い、数の不思議さや永遠に魅せられたことが丁寧に書かれていた。『博士の愛した数式』が完成するまでの...

2006年に発行された小川洋子さんのエッセイ。 小川さんのエッセイを読むと、他作品が書かれたときのことや思いを知ることができるので、読みたい本が増えてしまう。 まずは数学者との出会い、数の不思議さや永遠に魅せられたことが丁寧に書かれていた。『博士の愛した数式』が完成するまでのことで、以前に読んだ講演集と重なっている部分もあったが、こちらの方がより詳しかった。 そして、小川さんが本好きで、想像力が果てしなく広がっていくような子どもだったのが、ほほえましかった。愛犬ラブとの散歩の様子、阪神タイガースへの思い、家族との思い出など、盛りだくさん。そんななかで、本を読むのと同じくらい、本を読んでいる人を眺めるのが好きだということが、書かれていた。おこがましくも、私と一緒だと思い、嬉しかった。多くの小説を書かれているのに、とても謙虚な方なのも、好感がもてた。 本の中心に、緑色の紙のページがある。アンネ・フランクへの特別な思いと敬意を感じた。

Posted by ブクログ

2023/09/18

比較的”生身の小川洋子”先生のエッセイだと思う。 アンネ・フランクについてのページだけ紙の色がグリーンなのとか、いいよね。

Posted by ブクログ

2022/12/09

小川先生の作風が窺えるエッセイだ。 物事に謙虚に向き合う視線がよくわかる。少しご自身を卑下しすぎかな。 作家の目の付け所と、素材を飛躍させる力には驚かされるばかり。そんな風に受け止められるものなのかと。すごい才能だと思う。

Posted by ブクログ

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