商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房/早川書房 |
| 発売年月日 | 1998/01/15 |
| JAN | 9784150763619 |
- 書籍
- 文庫
殺害者のK
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殺害者のK
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
自分にとって、このシリーズの魅力のひとつは主人公の私生活と、地道な捜査方法、特に聞き込みのシーンの多さだ。 それに尽きる。 サンタテレサという架空の街の魅力と言ってもいい。 こう言ってよければ、犯人が誰なのかとか、事の真相などはオマケみたいなものなのである。 今回はとてもシンプ...
自分にとって、このシリーズの魅力のひとつは主人公の私生活と、地道な捜査方法、特に聞き込みのシーンの多さだ。 それに尽きる。 サンタテレサという架空の街の魅力と言ってもいい。 こう言ってよければ、犯人が誰なのかとか、事の真相などはオマケみたいなものなのである。 今回はとてもシンプルな内容で、その分主人公の淡々と足で稼ぐ捜査流儀を十二分に堪能できる。 憶測に頼りすぎず、とにかく事実のみ、データを蓄積していく。 聞き込みを続けるうちに捜査対象の女性の生活、人物像が徐々に浮き彫りとなっていくという点では、何度も読み返したスカダーシリーズ「慈悲深い死」に少し似ているかもしれない。 ダニエルに髪をカットしてもらうシーンが忘れられない。 そして突然の死。 願わくばスカダーとミッキーバルーのように、ダニエルとミルホーンの関係が続いてほしかった。
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- ネタバレ
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探偵キンジー11作目。 若く美しい娘が亡くなり、 大人向けビデオの出演していたことを知った母親からの依頼。 娘はちょっと変り者で人付き合いが悪かっただけではなく、 きちんと稼いだお金を投資するような高級娼婦だったことがわかる。 妹分のコールガールから話を聞き出し、 自宅で一緒にピザを食べ、髪を切ってもらったキンジーだが…。 事件そのものも面白かったが、 ちらりちらりと挟まれる、キンジーの私生活(?)とのバランスが心憎い。 大家ヘンリーとの出会いとか、 長年のつきあいのドーラン警部の心臓発作とか。 ビデオに出演していた男優ラッセルと一緒に住んでいた、 「シェリー」が印象的だった。 部屋にあがらせてくれて「ラッセル」に戻ったところが。 それにしても、キンジー、さすがに髪形は何とかした方がいい。
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今作はあんまりキンジーのシニカル面が出てこなかった気がします。すっかり夜型になって、夜中に聞き込みやら電話やらしててちょっと違和感。犯人はやっぱり最後までわからなかった、全く違う人を考えてました。刑事のチーニーかとf^_^;それにしても被害者の姉、嫌なやつだった!性格悪くて不細工...
今作はあんまりキンジーのシニカル面が出てこなかった気がします。すっかり夜型になって、夜中に聞き込みやら電話やらしててちょっと違和感。犯人はやっぱり最後までわからなかった、全く違う人を考えてました。刑事のチーニーかとf^_^;それにしても被害者の姉、嫌なやつだった!性格悪くて不細工、世間知らず…ダメだな。とはいえ、強気なキンジーが大好きです☆シリーズ読み進めます☆
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