1,800円以上の注文で送料無料

西遊記(訳:中野美代子)(10) 岩波文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-16-02

西遊記(訳:中野美代子)(10) 岩波文庫

呉承恩(著者), 中野美代子(訳者)

追加する に追加する

西遊記(訳:中野美代子)(10) 岩波文庫

1,100

獲得ポイント10P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2005/06/16
JAN 9784003202104

西遊記(訳:中野美代子)(10)

¥1,100

商品レビュー

4.5

13件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

読み終わってみて、心…

読み終わってみて、心底西遊記のすごさが身にしみました。ただ妖怪を倒していく話ではなく、綿密な計算によってストーリーが組み立てられていてひどく感動いたしました。

文庫OFF

2010/05/28

長い長い西遊記、遂に…

長い長い西遊記、遂に最終巻です。チャレンジしてみてはどうでしょう。

文庫OFF

2025/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中国明代の白話(口語)文学の代表格にして、「四大奇書」の一つとしても知られる小説『西遊記』の日本語全訳。唐代の僧玄奘(三蔵法師)のインド取経の故事を題材に、孫悟空・猪八戒・沙悟浄の三妖を従えた三蔵の波乱万丈の旅を描く。最終巻となる第10巻では第九十一回から第百回(完結)までを収録すると共に、役者による作品解説を付す。 本書は、岩波文庫から刊行されている『西遊記』日本語訳シリーズの最終巻である。前巻に引き続き天竺国を往く三蔵一行、彼らの長い長い取経の旅もいよいよ終局へ。金平府では仏に化けて油をくすねる犀牛怪を退治し、天竺国の都ではまたしても三蔵に女難の影あり。親切心が仇を呼ぶ銅台府での騒動を切り抜ければ、そこはもう如来まします霊鷲山が雷音寺。果たして三蔵たちは無事正法の真経を賜り、正果を全うすることができるのか――。 全百回、文庫本にして10巻におよんだ『西遊記』の物語は本巻をもって完結となる。旅程にして10万8千里、足掛け14年にも渡る取経の旅は、三蔵一行による唐土への正経伝来、そして一同の成仏でもって大団円を迎える。とはいえそれはあの騒がしくも賑やかな珍道中の終わりでもあり、毎度毎度散々な目に遭う三蔵の姿も、神通力を揮い天地を奔走する悟空の姿も、とぼけたことを抜かしては悟空にドヤされる八戒の姿も本巻をもって見納めとなるのは少々寂しくもあるのが正直なところか。余談ながら、霊鷲山までの最後の艱難(寇員外編)がこれまでのような神仏妖怪によるものではなく、「ただの人間の悪意」に由来するものであったというのもどこか意味深長に感じられた。 巻末の訳者による作品解説では『西遊記』の成立史のみならず、孫悟空のルーツたる「取経のサル」の由来やストーリー構成についての詳細な説明がされており、本作の理解に大いに参考になる。本巻までで訳者がたびたび訳注で指摘してきたように、『西遊記』は単なる冒険小説ではなくその中に様々な隠喩やモチーフを秘めた作品でもある。訳注や解説で示されているのはそのほんの一端に過ぎないが、『西遊記』という物語の奥深さを改めて実感させてくれると共に、訳者による『西遊記』の解説本も紐解いてみたいと思わせてくれた。

Posted by ブクログ