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1980 アイコ十六歳 河出文庫
627円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社/河出書房新社 |
発売年月日 | 2006/01/20 |
JAN | 9784309407777 |
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1980 アイコ十六歳
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1980 アイコ十六歳
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商品レビュー
4.1
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
名古屋にも縁がある映画の原作だったので読んだ。次々とあだ名で出てくる登場人物と女子高生の心理について行くのが大変でした。中盤から人間関係、命に関する展開になり最後は交通事故を目撃して生命力を考えるという終わり。名古屋弁がいっぱい出てきます。漫才ブーム、松田聖子がアイドル、カラスの勝手、金八先生など時代を感じます。
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初めに読みやすいと思った気持ちが、読み進むうち言葉使いなど気になり始め、読むのを止めようかと・・ 若い頃の自分を思い出しながら、長い時間話し合っていたっけ。ノート交換をいくつもしていて。
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1980年といえば私は11歳だったってことです。 作中にでてくる「ナウい」とか「オバン」とかの響きが懐かしいです。いつの間にか言わなくなりました。 16歳女子高生の日常を描いています。とても私的で内向的に人を見つめています。なんていうか女子高生の世相を反映しています。世相といっ...
1980年といえば私は11歳だったってことです。 作中にでてくる「ナウい」とか「オバン」とかの響きが懐かしいです。いつの間にか言わなくなりました。 16歳女子高生の日常を描いています。とても私的で内向的に人を見つめています。なんていうか女子高生の世相を反映しています。世相といっても80年代ならではとか新人類的な肌触りは少なく、ティーンエイジャーに普遍的な、友達関係や親子関係や部活や先生批評が材料になっています。 半分過ぎたあたりから、面白いと感じるようになりました。読み進む(書き進む)うちに、より内面に入っていった印象です。自己の周囲に対して、純粋であり、反応が過敏であり、十代の心情がとても面白いです。 綿矢りさ、朝井リョウにちかい面白さです。
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