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D-ブリッジ・テープ D-bridge tape
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川書店 |
発売年月日 | 1997/06/30 |
JAN | 9784048730556 |
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D-ブリッジ・テープ
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商品レビュー
2.9
20件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
お話を書く人は書かずにいられない情熱に突き動かされて 書いている、と思いたい口でして。 なんか「ためにする残虐」とでも言うか・・・ (フィクションだからと言ってしまえばそれまでですが) こういう作品ってどういう経緯で生まれるのか、わからない。 例えば、餓えから猫を食べるシーン。 これをココでここまで描写するのは一つの情熱なの? ホラーなりスプラッタなりなら、それはアリでしょうが、 どうもこの作品はそういうジャンルに分類される意図で 書かれたものではなさそうで。その辺りの中途半端なスタンスに戸惑ってしまう。 事象から言えば、1シーンに過ぎなくて、とある作品の「野犬で食い繋ぎながら旅する」なんかの方が余程ショッキングなはず、なのに。 サルトル以降、小説とか物語とかロマンとかノヴェルとかに関わる人たちはみんな、現実世界での有効性を探っている。好きなものが絵空事とは思いたくないから。 こういう不用意な作品にそういうものが阻害されている・・・と感じてしまいました。うーん。
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近未来の横浜ベイブリッジは数多のゴミに溢れていた。その中から発見された少年の死体と一本のカセットテープ。そこには恐るべき内容が…斬新な表現手法と尖った感性が新たな地平を拓く野心的快作。第4回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。(「BOOK」データベースより) この作品をどう受け止め...
近未来の横浜ベイブリッジは数多のゴミに溢れていた。その中から発見された少年の死体と一本のカセットテープ。そこには恐るべき内容が…斬新な表現手法と尖った感性が新たな地平を拓く野心的快作。第4回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。(「BOOK」データベースより) この作品をどう受け止めればいいのでしょう。 私にはわかりません。 少なくともホラー小説とは感じませんでした。 作者は何を訴えようとしているのか、それさえ私にはつかむことができませんでした。 それはあり得ないでしょ、という点も多々ありましたし。 おもしろかったかと聞かれれば、おもしろくなかった……。 ただ大人たちには無性に腹が立ってしかたありませんでした。 本当にこんな人たちがいるんでしょうかねえ。 少なくとも一人の少年が一人の少女を守ろうと、必死に生きようとしていた、それだけは確かです。
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本を読み終えて変に力がみなぎるというか 内にこもっているものを沸き立たされました。 23歳の大学生がとった日本ホラー 短編大賞の作品。 だからこその力あふれる文章 とでも言いましょうか。 目を背けたくなるような描写や まったくの救いのない主人公の生き様を 生生...
本を読み終えて変に力がみなぎるというか 内にこもっているものを沸き立たされました。 23歳の大学生がとった日本ホラー 短編大賞の作品。 だからこその力あふれる文章 とでも言いましょうか。 目を背けたくなるような描写や まったくの救いのない主人公の生き様を 生生とかけるのはなんともパワフル。 作品に対して評価というよりも この作者の今後に評価したいと思った本です。 本当の絶望しかない主人公の生き様だけど それが何かを訴えるようで 何とはいえないけど 荒削りで完成されてない感じがよかったです。
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